現在世界3位のロジャー・フェデラー(スイス)が、オーストラリアのパースで29日から行われる「ホップマンカップ」への出場を控え、現地入りした。大会公式サイトなどが伝えた。フェデラーは37歳になった今年、「全豪オープン」で優勝したほか、「ATP…

現在世界3位のロジャー・フェデラー(スイス)が、オーストラリアのパースで29日から行われる「ホップマンカップ」への出場を控え、現地入りした。大会公式サイトなどが伝えた。

フェデラーは37歳になった今年、「全豪オープン」で優勝したほか、「ATP500 ロッテルダム」「ATP250 シュツットガルト」「ATP500 バーゼル」でタイトルを獲得するなど健在ぶりを示して見せた。

今回も、その2018年の年初と同様に「ホップマンカップ」へ参戦し、準備を整えることになる。

「ホップマンカップ」は男女混合国別対抗戦で、フェデラーとベリンダ・ベンチッチ(スイス)のスイスチームのほか、アメリカ、オーストラリア、フランス、ドイツ、イギリス、ギリシャ、スペインの計8ヶ国が参加する。

フェデラーは「大会が素晴らしいシーズンのスタートになるよう望んでいる。最近2シーズンは自分にとって『クレイジーグッド』だった」と語り、大会公式サイトも取り上げている。

また「現在の自分の年齢で、何か素晴らしい結果を出せば、驚異的なことになるだろう。少しの運も必要だし、ドローが有利になる必要もあるだろう。どのグランドスラムでも勝利するには多くを必要とされるし、他のトップ4選手にとっても同じだ」と新シーズンに向けてフェデラーはコメント。さらに前向きに取り組む意欲をにじませた。

同大会にはフェデラーのほかにも、ドイツチームのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とアンジェリック・ケルバー(ドイツ)、20歳で世界15位のステファノス・チチパス(ギリシャ)も出場を予定しており、年初からレベルの高いプレーを見せてくれそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はオーストラリアで取材に答えるフェデラー

(Photo by Paul Kane/Getty Images)