定期演奏会閉演の約10分後、紫紺の集いが幕を開けた。野球応援でおなじみの応援歌、応援曲から、三三七拍子の起源となった嵐の拍手までさまざまな曲が披露され、最後は全団員が登場しフィナーレへ。感動のラストを飾った。◆10・27 第64回紫紺の集…

 定期演奏会閉演の約10分後、紫紺の集いが幕を開けた。野球応援でおなじみの応援歌、応援曲から、三三七拍子の起源となった嵐の拍手までさまざまな曲が披露され、最後は全団員が登場しフィナーレへ。感動のラストを飾った。

◆10・27 第64回紫紺の集い(江戸川区総合文化センター)

 司会・浜浦良(営3=文京)の替え歌から始まった第64回紫紺の集い。校歌を皮切りに第1応援歌『紫紺の歌』、第二応援歌『血潮は燃えて』、第三応援歌『紫紺の旗の下に』の豪華メドレーで観客の高揚を加速させた。川端竜史(文4=浦和)が伝統の袴姿で『明大節』を披露すると関根玄太(理工4=浦和)が「嵐の拍手」を元来の形で表現した。チャンスパターンメドレーで観客のボルテージは最高潮に達し、二部一班が一体となるステージとなった。

 川村隼輝団長(政経4=秀明八千代)のあいさつの後、フィナーレで二度目のチャンスパターンメドレー。関根による人生最後の学生注目で観客が総立ちに。指導班員による力強い拍手と声、吹奏楽部の奏でる音、チアがダンスで盛り上げ、会場が一つになり紫紺の集いは閉幕した。四年生はこれで引退となるが、思いは受け継がれた。来年度も応援団が明大に元気と勇気を与えてくれるだろう。

[中野拓土]