ATP(男子プロテニス協会)が2018年ATPワールドツアーベストマッチを発表。1位に「ATP1000 パリ」準決勝の、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とロジャー・フェデラー(スイス)の対戦が選ばれた。11月に行われたこの対戦は、試合時間3…

ATP(男子プロテニス協会)が2018年ATPワールドツアーベストマッチを発表。1位に「ATP1000 パリ」準決勝の、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とロジャー・フェデラー(スイス)の対戦が選ばれた。

11月に行われたこの対戦は、試合時間3時間2分の激闘の末ジョコビッチが7-6(6)、5-7、7-6(3)とフルセットで勝利。この結果ジョコビッチはフェデラーに対して25勝22敗となった。

ジョコビッチはこの試合、第1セットタイブレークでフェデラーにセットポイントを握られるもしのぎ、セットを先取。第2セットは第12ゲームでジョコビッチがミスを連発し、セットを落とした。そして第3セット、ジョコビッチが再びタイブレークを制し勝利。ジョコビッチは試合を通して12回ブレークポイントを握ったが、フェデラーはこれをすべて凌いだ。

ATP公式サイトによると、ジョコビッチは試合後「私たちはライバルとして素晴らしい試合をしてきたが、この試合は確実に最高の試合の一つだ」「ロジャーとプレーする時は、勝つために最大限の力を出さなければならない。だから私たちのライバル関係や試合はとても特別なものだ」と語っていた。

2019年シーズンも、選手たちの熱い戦いに期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」でのジョコビッチ(右)とフェデラー(左)

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)