日本アーバンスポーツ支援協議会(JUSC)およびアーバンスポーツ大会組織委員会(UOC)は、2019 年4月19日(金)~4月21日(日)に広島で『FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019』を開催することを広島県民文…

日本アーバンスポーツ支援協議会(JUSC)およびアーバンスポーツ大会組織委員会(UOC)は、2019 年4月19日(金)~4月21日(日)に広島で『FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019』を開催することを広島県民文化センターにて発表した。

2019年大会は、『平成30年7月豪雨災害』による復興大会として『FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019』を開催。会場内での募金活動や、選手によるチャリティーオークション等の活動を行い、スポーツで広島を応援する。

また、会場内での飲食に関しては、広島県産の牡蠣や日本酒、広島ならではのお好み焼きや汁なし坦々麺を中心に、2018年大会よりもスペースを拡充して、更に観客に飲食を堪能してもらえるエリアとして展開する予定が発表されました。

プレス発表会には、JUSC会長の渡辺守成氏、JUSC副会長の太田雄貴氏、広島県知事の湯﨑英彦氏、広島市長の松井一實氏、広島商工会議所 副会頭の田中秀和氏、ハリケーン社のMatak Clavier氏(マタック クラヴィエ)が出席し、それぞれ挨拶を行なった。

JUSC会長 渡辺守成氏コメント

世界の若者たちに大変な人気のあるアーバンスポーツの祭典「FISE」を 、 今年の大盛況に引き続き広島で開催できますことを心より嬉しく 思います。

「FISE HIROSHIMA 2019」は第32回オリンピック競技大会を迎えるにあたり、アーバンスポーツの気運の盛り上げや大会運営の参考になることと思います。「FISE」の開催を機に、「平和都市・広島」に加え「アーバンスポーツ都市・広島」へ発展するよう努力して参りたいと思います。

JUSC副会長 太田雄貴氏コメント

FISE HIROSHIMAはスポーツ界に大きな発展をもたらしました。今まで集客に苦しみ、有名でなかったスポーツがFISE HIROSHIMA を通してこんなにも集客できるということを証明しました。

これにより他競技団体が「負けてられない、一生懸命頑張ろう」と色々な相乗効果
が生まれてきています。今年の FISE HIROSHIMA の成功は私もたくさんの刺激を受けました。来年の大会のさらなる成功のため、私も現地に赴き PR、そして大会の意義を披露していきたいなと思っております。

また、今回は復興大会という名も打たれております。広島県のみならず、中国エリアの皆さんをはじめとする日本中の人々にスポーツを通して笑顔や健康をお届けできる、そんな大会になっていけばいいと思っております。

広島県知事 湯﨑英彦氏コメント

今年に引き続いて、来年4月に再びここ広島でFISEの開催を決定していただいたことにつきまして、渡辺会長、太田副会長をはじめ日本アーバンスポーツ支援協議会の皆様、並びに運営主管のハリケーン社に対しまして深く感謝の意を表したいと思いま
す。

本県では大会の成功に向けて、広島市をはじめ経済界、スポーツ界などの関係者の皆様と連携してサポートするとともに、中長期的な視点に立って、(アーバンスポーツの)聖地化への取組を推進し、アーバンスポーツの発展に貢献していきたいと考えております。

開催種目の競技選手4名コメント

プレス発表会では開催種目紹介を行い、「BMXフリースタイル パーク」「BMXフリースタイル フラットランド」「スケートボード ストリート」「パルクール」「ボルダリング」「アグレッシブインライン」「ブレイクダンス」の7種目の実施を予定していることが発表された。

また、2019年大会は新たにエキシビション(種目)として「e スポーツ」、「スポーツけん玉」、「バトントワーリング」の3種目を実施する予定となっている。プレス発表会後半には、開催種目の競技選手4名が登場し、大会への意気込みを語った。

・「BMX フリースタイル パーク」 中村輪夢選手

このFISE HIROSHIMAは開催2回目なので、今回は表彰台に上がれるようがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします。

・「BMX フリースタイル フラットランド」 西川佳宏選手

FISE HIROSHIMA 2018には出場しなかったのですが、今年の大会後に来年も広島で開催されるということでしたので、来年は現役復帰して選手として出場します。開催地は僕の地元の広島ですので、応援のほどよろしくお願いします。がんばります。

・「パルクール」 結城啓選手

広島で FISEという大きな大会が開かれるということに感謝しております。関係各所の皆様、ありがとうございます。来年は2回目の開催なので、今年とは違うパルクールアスリート結城啓をお見せできればと思います。皆様、応援よろしくお願いします。

・「アグレッシブインライン」 岩田奈津子選手

広島でFISEという大きな大会があると昨年聞いたときに、すごくびっくりして嬉しくて、こういったスポーツが地元で盛り上がってくれることが本当にうれしく思っています。

これもたくさんの方々の応援のおかげでこうなったと思うので、自分にできること、参加すること、もちろん出場すること、いろんなことで自分も協力できるようにしていきたいと思っております。これからもよろしくお願いします。

アーバンスポーツファンンクラブ構想

なお、本大会の開催計画に合わせて、日本アーバンスポーツ支援協議会ではアーバンスポーツの普及をサポートする「アーバンスポーツファンンクラブ構想」を同時に発表しました。

アーバンスポーツの様々な情報発信やSNS機能も付加した「アーバンスポーツファンクラブアプリ」を2019年1月目標に立ち上げる予定となっています。


FISE

FISE(フィセ)は「エクストリーム・スポーツ国際フェスティバル」を意味するフランス語の Festival International du Sport Extreme を略した名称です。

BMX、スケートボード、ボルダリング、3×3 バスケットボール、パルクール、ブレイクダンス、マウンテン・バイク、水上スノーボード、インライン・スケートなど、25種目を超えるアーバンスポーツが一同に揃い、アマチュアやプロフェッショナルの男女アスリートが速さや高さなどを競い合う、国際的な都市型スポーツのフェスティバルです。

21 年前にフランス南部モンペリエで、エクストリーム・スポーツに情熱を持つ学生であった創立者・エルベー・アンドレ-ブノワ(Hervé André-Benoit)によって始められました。年月を経て、国際的にも高い評価を得て、現在、世界最高峰のアクション・スポーツ大会として、確立されています。

一般や若者や女性たちがアーバンスポーツに親しめるよき機会であり、友人と家族とともに素晴らしい時間が過ごせるフェスティバルです。今年4月に初開催された『FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2018』は初日が雨天中止にも関わらず
8万6千人が来場し、大きな盛り上がりをみせました。

大会概要

大会名称:FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019
(※略称 FISE HIROSHIMA 2019)
開催日時:2019年4月19日(金)、20日(土)、21日(日)
開催場所:旧広島市民球場跡地、NTT クレドホール
開催種目:7種目

1.BMX フリースタイル パーク
2.BMX フリースタイル フラットランド
3.スケートボード ストリート
4.パルクール
5.ボルダリング
6.アグレッシブインライン
7.ブレイクダンス

各競技大会名:7大会

1.UCI BMX Freestyle Park World Cup
2.UCI BMX Freestyle Flatland World Cup
3.FISE World Series Skateboard Street
4.FIG Parkour World Cup
5.IFSC Bouldering International Series
6.World Skate Roller Freestyle World Cup
7.WDSF World Open Series – Breaking

エキシビション:eスポーツ、スポーツけん玉、バトントワーリング
主催:一般社団法人日本アーバンスポーツ支援協議会、一般社団法人アーバンスポーツ大会組織委員会
共催(申請中含む) :日本体操協会、日本自転車競技連盟、全日本フリースタイル BMX連盟、日本山岳・スポーツクライミング協会、日本ローラースポーツ連盟、
日本スケートボード協会、日本ダンススポーツ連盟
後援(申請中含む) :スポーツ庁、日本スポーツ振興センター、日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会、おもてなしICT協議会
協力(申請中含む):日本eスポーツ連合、グローバルけん玉ネットワーク、日本バトン協会
協力自治体:広島県、広島市
運営主管:Hurricane(仏)
制作・運営協力:アサツーディ・ケイ
動員目標数:10 万人