1Q2Q3Q4Q計早大352616京大10012▽得点者菊地3、森松3、奥町2、青木俊2、小野、嶋田、尾花、後藤、小泉、中小路 最終スコア16−2。『圧倒』––。まさにそう呼ぶに相応しい試合となった。過去9回の全日本大学選手権を振り返ってみ…

1Q2Q3Q4Q
早大16
京大
▽得点者
菊地3、森松3、奥町2、青木俊2、小野、嶋田、尾花、後藤、小泉、中小路

 最終スコア16−2。『圧倒』––。まさにそう呼ぶに相応しい試合となった。過去9回の全日本大学選手権を振り返ってみても、優勝チームがここまで圧勝した前例は見当たらない。新体制が始動してから徹底してきた『攻めるラクロス』を学生頂上決戦の場でも遺憾なく発揮した格好だ。そしてこの勝利により全日本選手権準決勝では、社会人2位のチームと対戦することが決定した。

 準決勝・名大戦と同じく、早大は16得点の猛攻を披露した。試合開始直後、緊張感からか、続けざまにパスミスをしてしまう。しかしこうした状況下の第1Q(クオーター)4分、MF小野泰輔(社3=東京・早実)が自陣で京大のパスをカットすると、そのまま持ち込んで先制点を挙げる。その後も動きの硬さが見られ、10分に京大に強烈な一撃を食らうが、フェイスオフを制したMF嶋田育巳人(スポ4=米国・ウェストブルームフィールド)がすぐさま勝ち越しゴール。これで流れに乗った早大は、決めるべき選手たちがきっちりと得点を重ねて、第2Q終了時には8−1と勝利をほぼ手中に収める。第3Qはなかなかネットを揺らすことができない時間帯が続いたものの、16分にMF及川翔太郎(政経4=米国・ライネック)がクリアで運んだボールを、この試合からボックスに入ったAT小泉悠靖(政経4=米国・ビバリーヒルズ)が冷静に流し込んで9点目。第4Qになっても攻撃の勢いが失速することはなく、6得点の固め打ちで試合を締めくくり、名大戦で課題として挙がっていた『80分間攻め切る』を遂行した。


自陣から攻め上がって得点を決めた小野

 攻撃陣の躍動に目がいくが、2失点に抑えた守備陣の『攻めるディフェンス』はこの日も健在。第1Q序盤の2度のマンダウンや10分の失点はあったが、それ以降は京大の攻撃をことごとく封じ込んだ。ハイプレスで京大攻撃陣の自由を奪い、抜かれた場合もフォローの動きを欠かさない。G西谷光平(社4=東京・早実)とG勝本勇人(社3=東京・早大学院)の二人は機を見た飛び出しでゴールを割らせなかった。また、精度の高いクリアでフルフィールドオフェンスを体現し、前線に効率良くボールを供給。16得点を奪うことができたのはこうしたプレーによるところも大きかっただろう。


素早い寄せで京大のチャンスの芽を摘んだ

 「自分たちが目指すのはまだ先」(MF青木俊汰、法3=東京・早大学院)。5年ぶりの大学王者となり、選手たちは一層気を引き締めた。これからの社会人との戦いを制するためには、学生との試合時より数段上のレベルのプレーが必要になるだろう。事実、1998年の慶大以来、学生は全日本選手権(全日)のタイトルから遠ざかっている。全日準決勝までは2週間。この期間で『攻めるラクロス』にさらに磨きをかけ、『真の日本一』への挑戦権を獲得してみせる。

(記事 石井尚紀、写真 岡田静穂、村上萌々子)


5年ぶりの学生日本一!『真の日本一』まであと2勝だ!






コメント

MF後藤功輝主将(政経4=東京・早実)、MF森松達副将(国教4=東京・麻布)、MF柳沢哲(スポ4=東京・駒場東邦)、MF菅原惇司(法4=東京・早実)

――学生日本一、優勝おめでとうございます

柳沢 実感はあまりないんですけど、うれしいです!

後藤 実感はあまりないんですけど、うれしいです!

菅原 素直にうれしいです!

森松 うれしいんですけど、2週間後に強いクラブチームと当たることになるので、身が引き締まる思いでいます。

――16得点を奪ったオフェンスに関してはいかがですか

菅原 この間の試合は4Qでいい流れができなかったんですけど、きょうの試合は全体的にいい感じでできたのかなと思います。

――試合にうまく入れていた印象です

菅原 いい感じで入れたんですけど、京大も0点で終わるチームではないと思っていたので、自分たちのオフェンスをして、点を重ね続けるというのを意識していました。

後藤 フルフィールドで点を取れたのがチームとして成長できたと感じています。ハーフフィールド以外に点を取れたことが16点につながったと思います。

――準決勝に続いてライドも決まっていました

柳沢 ライドは今年のワセダの武器の一つなので、完成度をもっと高めていけるようにやっていきたいです。

――社会人相手に学生としてどのようなプレーを見せていきたいですか

森松 一発勝負は気持ちが強い方であったり、最後まで準備した方が勝つと思うので、細かいところを詰めていって、気持ち的にも技術的にも準備していきたいと思います。

――最後に全日本選手権への意気込みをお願いします

菅原 社会人相手なので、一瞬でも隙を見せたらやられると思うので、常に隙のないプレーを心掛けてやっていきたいです。

後藤 達がさっき言っていたんですけど、最後は気持ちだと思うので、気持ちを全面に出してやりたいと思います。

柳沢 多くてもあと2試合なので、思い切って楽しんでやっていきたいと思います。

森松 自分たちに失うものは何もないので、格上の相手になるんですけど、力を出し切れるように準備したいと思います。

AT菊地智貴副将(政経4=東京・早大学院)、AT尾花一輝(国教4=東京・早実)、AT奥町遼太郎(商4=東京・攻玉社)、AT小泉悠靖(政経4=米国・ビバリーヒルズ)

―― 学生日本一になった今の気持ちを教えてください

尾花 うれしいです!

奥町 最高です!

菊地 勝ち切れて良かったです!

―― 試合全体を振り返って

尾花 入りから自分たちの流れでできたのが良かったと思います。特に3Qで相手に流れがいきかけた時に自分たちの力で戻すことができたので、良かったと思います。

奥町 前回の名大戦、4Qで甘さが出てしまいました。きょうの試合は最後も6点取れたということで成長したかなと思います。

菊地 最初に2プレーくらいミスが続いて流れが悪くなりそうなところで小野泰輔(社3=東京・早実)が決めてくれて良かったと思います。

小泉 絶対相手に流れを持っていかないということで、ディフェンスをやって、オフェンスにつなげるという流れを作ることができたと思います。

―― ご自身のプレーを振り返って

尾花 点は取れたんですけど、それよりも外したシーンの方が多かったのでこの先勝っていく中ではああいうシュートは決め切らないといけないので、練習していきたいと思います。

奥町 求められているのは点を決めることだと思うので、最初のプレーで決められたのは良かったと思います。

菊地 最近ショットの調子がいいので試合でもいい感じに打てて得点につながったと思うので、あと2試合頑張っていきたいです。

小泉 3Qで相手に流れを持っていかれそうに時にきちんと点を取れたので良かったと思います。1本しかシュートを打っていないので、もっと打っていければいいのかなと思います。

―― きょうの試合の収穫と課題は

尾花 収穫は試合を通じて自分たちのやろうとしていることをやり切れたと思います。それでも最後の決め切りという部分がまだ甘いと思うので、今後そういうところを直していきたいと思います。

奥町 尾花も言ったように4Q通じて集中力を保てたことは収穫です。社会人の相手だとチャンスも少なくなってくると思うので、少ないチャンスの中どれだけ決められるかは今後の課題なのかなと思います。

菊地 一番の収穫はフルフィールドでかなりの点数を取れたことだと思います。今後社会人とやる上でハーフフィールドでしか取れないことも増えてくると思います。自分たちのレベルをもう一段階上げるという意味でフルフィールドを強化して点を取れて良かったです。課題は2人も言ったようにショットの成功率がまだまだかなと思います。

小泉 収穫としてはフルフィールドでできたのが良かったと思っていて社会人を倒すにはセットオフェンス、フルフィールドが大切になってくると感じています。それが今までできていなかったのが、今回できたので社会人にも通用すると思います。

―― 全日本選手権に向けて意気込みお願いします

尾花 まずは再来週の準決勝を何が何でも勝って決勝につなげたいと思います。

奥町 『真の日本一』に向けて自分がやるべきことを確認しながらあと2週間過ごしていきたいです。

菊地 この経験は学生では僕たちと京大さんしかできないので精一杯楽しみながら、しっかりと社会人を倒して日本一になりたいです。

小泉 僕たちが四年間やってきて全日本選手権で優勝するというのが目標だったので、あと2週間もう一度自分自身で考えて、やるべきことをやっていきたいです。

DF本田丈武副将(政経4=東京・早大学院)、DF石関航平(商4=埼玉・早大本庄)、DF高野智史(教4=東京・錦城)、DF高橋健太(社4=東京・早実)、DF福長昴(商4=東京・早大学院)、G西谷光平(社4=東京・早実)

――優勝おめでとうございます

本田 学生日本一、本当にうれしいです!

高野 何よりもこのディフェンスで日本一になったことがうれしいです!

石関 最高です!

福長 まだまだ試合はあるので、もっと貢献できるように頑張っていきたいです!

西谷 ワセダらしいラクロスで日本一というタイトルを取れてうれしいです!

高橋 クゥ~~~!

一同 (笑)。

――結果的に京大を2失点に抑えました

石関 京大に対しても自分たちのディフェンスをやろうというのがあったのに加えて、社会人を見据えて、自分たちがシーズン当初からやってきた『攻めるディフェンス』をこの場でしっかりとやろうというのがあったので、それがうまくはまったかたちで2点に抑えられたと思います。

――誰かが抜かれたとしてもその後の対応が良かったように感じました

本田 抜かれ方も奪いにいって抜かれているので、どっちに抜かれるのかが分かりやすくて、うまく限定された後だったので、フォローがしやすかったです。6人で守れたと思います。

――クリアがうまくつながって得点になるシーンもありました

福長 クリアは全員でやるものなので、全員が動けていたからこそできたのかなと思います。

――社会人相手にはどういったプレーをしていきたいですか

高橋 きょう見せた学生らしいテンションの高いプレーで社会人の虚を突いて攻めていきたいです。

――最後に全日本選手権に向けて意気込みをお願いします

高橋 石関くんを日本一にします!

西谷 学生らしいゴーリーとして、どんどん飛び出すワセダらしいゴーリーとして、目立ちたいと思います!

福長 クリアとかで貢献できたらなと思います!

石関 オフェンスが注目されがちなワセダなんですけど、ディフェンスが一番すごいと言われるくらいのプレーをしていきたいです!

高野 オフェンスが有利なラクロスの概念を変えたいと思います!

本田 A、B、C、1年生、全員で戦わないと勝てないと思うので、一つになってみんなで『攻』めるチームにして、頑張りたいと思います!

MF嶋田育巳人(スポ4=米国・ウェストブルームフィールド)、MF浜田雄介(人4=東京・穎明館)、MF及川翔太郎(政経4=米国・ライネック)、MF前田航汰(政経4=東京・攻玉社)

――学生日本一になった今の気持ちは

嶋田 もともとの目標が社会人に勝つことで、あくまでここは通過点なので、おごりなくまた明日からしっかり準備していきたいと思います。

及川 正直5年ぶりなので、あまり実感がないです。重みを感じていると共に、ここは通過点なので、シーズン初めに掲げた目標は社会人に勝ち切ることなので、振り出しに戻って詰めていきます。

前田 本当にうれしかったです!きょうはスタンドと距離が近くて大勢の人が入っていて、応援してくれている人の笑顔を見られてうれしかったです。今後あと2試合あるので、2週間しっかりスカウティングもしていきたいです。

浜田 5年ぶりということで自分が部活に入ってから初めての学生日本一なので、そこは素直にうれしいです。ただここは通過点なので、全日本選手権で優勝できるように準備していきたいです。

―― 試合全体を振り返っていかがですか

嶋田 最初からおぼつかない雰囲気はあったんですけど、フェイスオフで流れを引き寄せられたと思います。ウイングも含め、シーズン当初から掲げているフェイスオフユニットでボールを取るというのができたので、良かったと思います。

及川 試合全体を通して今季初めて平常心を保って、今やるべきことに徹底していたと思います。どんどん点差は開いていったと思うんですけど、おごることもなくやるべきことをやろうということで。点差が開く中でも京大の人たちも結構激しくて、きつかったんですけど、そこを踏ん張って順調に点を重ねられたので、次に生きる試合だったと思います。

前田 最初にオフェンス陣がミスをして流れが微妙な時間帯にフェイスオフとDMFで点を奪えて、普段、陰で活躍している選手がチームに貢献できて流れを持ってこられたのが一番の勝因だったかなと思います。

浜田 きょうは今までで一番大きなスタジアムで、お客さんも結構入っていて最初の方は緊張したんですけどフェイスオフは最初の方取れていたのでいい流れをつくることができたかなと思います。フェイスオフユニットとしていい仕事ができました。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

嶋田 自分自身1点決めて流れを引き寄せられたと思うので、そこは評価できると思います。課題としては処理の部分で勝ち切らなければいけない場面で落としてしまったので、そこは反省したいと思います。次の社会人に向けて切磋琢磨(せっさたくま)していきたいと思います。

及川 僕はみんなを信じていたので、グラボをウイングで取り切るだとか、ディフェンスをやり切ることを徹底しました。ミスもあったんですけど、満足できる試合だったかなと思います。

前田 僕は出場時間は短かったんですけど、ファウルが重なってしまった時間帯に出た時に自分自身落ち着いてプレーできたかなと思います。

浜田 今まで、東大、ケイオーと強いフェイスオファーたちとやってきて勝っていたので、自信を持って臨みました。ウイングはワセダはとても強くグラボは負けないという信頼感もあるので、相手がロングの時はそこを信じてやっていました。社会人は日本代表レベルで本当に強いんですけど、どこまで通用するのか自分自楽しみな部分もあります。

――きょうの試合の収穫と課題を教えてください

嶋田 収穫としては勝ち切れて、社会人2位と戦う挑戦権を得ることができたことです。フェイスオフユニットとしては、足りない部分もあるので、そこはミーティングをして詰めていきたいと思います。

及川 技術面ではディフェンスに関してハイプレッシャーでボールを取りに行く『攻めるディフェンス』をブラッシュアップできたのかなと思っています。社会人のようなクロスワークも上手くて視野も広いような選手にどう通用するのかというのが今後の課題になってくると思います。メンタル面でいうとこの試合80分間を通して落ち着いてできたので、次の試合も平常心を保って全員が臨めるようにしたいです。

前田 収穫としては、フルフィールドオフェンスと『攻めるディフェンス』というのを京大戦に向けてやってきて結果が出たことです。課題はこれといったものはないんですけど、全体的に技術をもう一段階上げていかないと、社会人には通用しないと思うので、チーム全体でやっていきたいです。

浜田 収穫はきょうもウイングの3対3でボールを拾えていたところです。そこは改めてワセダのウイングが強いことを証明できたと思います。1対1の部分でも負けていなかったので、日本一のフェイスオフユニットをつくることができたと思っています。課題としては決勝で当たるFALCONSも対ロングで強い相手なので、これからどう対応していくかを考えていきたいです。

――今後に向けて意気込みをお願いします

嶋田 次の試合のフェイスオフの方が日本代表の方で、1対1の部分でどれだけ負けないかがカギとなってくると思います。ここから2週間しっかり詰めて日本代表にも対応できるようなユニットであることを証明したいです。

及川 学生らしくハードワークで運動量で負けないように勝ち切りたいと思います。

前田 新しくやることはないと思うので、しっかりスカウティングして自分たちのやるべきことをレベルアップできるよう2週間やっていきたいと思います。

浜田 ワセダは今年海外遠征をして強い相手とやってきたので自信を持って残り2戦戦っていきたいと思います。

MF青木俊汰(法3=東京・早実)、MF小野泰輔(社3=東京・早実)、MF中小路渉(社3=埼玉・川越)、MF本間陽介(商3=東京・麻布)

――今の率直なお気持ちはいかがですか

小野 うれしいです!

中小路 うれしいです!

本間 うれしいです!

青木 うれしいです!

――京大攻略のためにどのような準備をされてきましたか

小野 特に京大には関わらず、今まで自分たちが準備してきたことをそのままより深いことにしていこうとやってきました。

中小路  オフェンスはディフェンスのかたちをしっかり見てやるということを1年間やってきたので、それを京大戦でも出そうとしました。

本間 京大の対策するというよりは自分たちのやりたいことをしっかりやるという感じでした。

青木 本間君と同じで、相手に合わせるというよりは自分たちのプレーをしっかりやろうと思って臨みました。

――きょうの試合振り返っていかがですか

小野 第1Qと第2Qでいい流れがつかめて、また全体的にも集中力切らすことなくワセダのディフェンスが出来たかなと思います。

中小路 名古屋戦では4Qで勢いが止まってしまったのですが、今回3Qでの少し苦しい時間も乗り切れて、成長したと思います。

本間 3Qはちょっとチームの雰囲気が悪くなってしまったのですが、試合通してはいい雰囲気でできたので、そこは良かったと思います。

青木 相手の隙を突いて、ワセダは隙を見せないことを意識してやろうと言っていたので、それができて良かったです。

――個人のプレー振り返っていかがですか

小野 僕は先制点が決められてうれしかったです。

中小路 ダメダメダメ押しくらいに点を決められて良かったです。

本間 結構ダメダメな感じで、1、2Qチームの雰囲気が良い中で個人として結構ふわっと入ってしまって試合に入れ切れない部分もありました。でも3、4Qはちょっとは修正できたのかなとは思うので、次回以降しっかりやっていきたいです。

青木 オフェンスをしっかり組み立てる上ではいいプレーができたのかなと思うのですが、点が取れなかった中で、最後まで諦めなかった結果取れたので良かったと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

小野 ここまで1年間『攻』というスローガンでやってきたので、それを体現出来るような活躍をしていきたいです。

中小路 これからより険しい相手になってくると思うのですが、常に自分を信じて、自分たちを信じて、ワセダのラクロスをしたいと思います。

本間 レベルがもう1段階上がると思うので、1人1人しっかり準備していきたいです。

青木 学生日本一取れたのは良かったのですが、自分たちが目指すのはまだ先なので、レベルはかなり上がるとは思うのですがしっかり対策していい試合できるように頑張っていきたいです。

DF中島大介(社3=東京・早実)、DF青木秀斗(人3=東京・城北)、DF平塚弘喜(政経2=東京・早大学院)、DF奈須由樹(文2=東京・早実)、G勝本勇人(社3=東京・早大学院)

――今の率直なお気持ちはいかがですか

青木 素直に優勝できたことはうれしいですし、結構直前での起用だったので試合に出られて勝利に少しでも貢献出来たのかとうれしく思っています。

奈須 同じです。

中島 同じです。

勝本 同じです。

平塚 同じです。

――きょうの試合振り返っていかがですか

青木 オフェンス時間が長く取れて、ディフェンス時間が短くて奪うディフェンスできて流れ的には良かったと思います。ただ途中3Qでだれてしまったのでチームとして直さないといけないところかなと思います。

奈須 同じです。

中島 同じです。

勝本 同じです。

平塚 だいたい同じです。

――2失点にとどまりましたが、ディフェンス陣全体の動きはいかがでしたか

青木 当初から1年間ずっとやり続けたことができたので、失点も少なくディフェンス時間も短く、オフェンスにつなげられたのかなと思います。

奈須 同じです。

中島 同じです。

勝本 同じです。

平塚 同じです。

――個人としてのプレー振り返っていかがですか

青木 結構自分はグラボを強みにしていたのですが、きょうウィングで何本か出させてもらったのに取れたのが1本もなかったので、そこをしっかり次の試合以降は取っていきたいなと思います。

奈須 目立ったミスがなかったので良かったと思います。

中島 要所要所でしっかり止められたのはいいことですし、途中みんなで言っていた『攻めるディフェンス』が自分もできていたので良かったと思います。

勝本 自分はシーズン当初からやってきたフィールドに関わるということが結構できて、ただの控えゴーリーではなく存在感を出せたのかと思います。

平塚 隙を見せて奪うということが目標なのですが、少し隙を見せすぎたのかなと思いました。そこは反省しています。

――次戦への意気込みをお願いします

青木 自分はまずベンチに入って、出ることができたら自分のプレーをしっかりするだけなので、それを徹底していきたいです。

奈須 頑張ります。

中島 社会人のFALCONSを倒すためにも一戦一戦しっかり戦って、決勝進めるように頑張ります。

勝本 与えられた機会を生かせるようにベストを尽くします。

平塚 今度は程よく隙を見せて相手のボールを奪っていきたいと思います。