敵地・流通経大龍ケ崎グラウンドでカテゴリー1昇格を懸けた試合の火ぶたが切られた。相手は3年前の入替戦の相手・流通経大B。試合前から闘志をみなぎらせていた赤黒戦士たちは、前半、「ディフェンスで勝つ」(WTB佐々木尚、社4=神奈川・桐蔭学園)…

 敵地・流通経大龍ケ崎グラウンドでカテゴリー1昇格を懸けた試合の火ぶたが切られた。相手は3年前の入替戦の相手・流通経大B。試合前から闘志をみなぎらせていた赤黒戦士たちは、前半、「ディフェンスで勝つ」(WTB佐々木尚、社4=神奈川・桐蔭学園)との言葉通り、立ち上がりから強気のディフェンスで優位に立った。その後もシンビンなどの不測の事態がありながらも、決してディフェンスラインを下げることなく、12-7で試合を折り返す。一方後半は連係ミスから一時逆転を許すなど相手に主導権を握られる展開に。しかし、素早いリロードのディフェンスで流れを取り返すと、26分に逆転。さらに終了間際にPGで確実に点差を広げ、29-21で試合終了。3年ぶりのカテゴリー1昇格を決めた。

 試合開始早々、互いにブレイクダウンでターンオーバーするなど激しくプレッシャーを掛け合っていたが、前半9分、流通経大Bのペナルティーからゴール前ラインアウトのチャンスを得ると、モールを押し込んで先制トライ。その後も前に出るディフェンスで相手のアタックをシャットアウトすると、16分には敵陣ゴール前ラックから連続攻撃。最後はゴールポスト際にフランカー西田強平副将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)が飛び込み追加点を挙げた。これで流れを掴んだ早大Bであったが、25分、危険なタックルでSH貝塚陸(スポ4=東京・本郷)がシンビンとなり数的不利の状況に。さらに直後、流通経大Bにゴール前ラインアウトモールからのトライを献上してしまい、一転相手にペースを握られるかと思われた。しかし、14人であることを少しも感じさせない高いワークレートのディフェンスで相手の攻撃をことごとく止め、流れを渡さない。貝塚が戻るまでの10分間をしのぎ切った早大Bは終了間際に攻め込むが得点にまで結びつけることはできず、12-7で前半終了。


ディフェンスがさえ渡った

 後半開始2分、ゴール前でCTB中西亮太朗(商1=東京・早実)が抜け出すと、WTB桑山聖生(スポ4=鹿児島実)につなぎトライ。前半の流れ変わらず、早大Bペースで試合が始まったが、キックオフでの連携ミスで徐々に相手ペースに。9分にディフェンスの穴を突かれ、さらに11分にはキック処理のミスから相手にボールを奪われ2連続トライで逆転を許す。しかし、そのまま主導権を握らせ続けないのがきょうのワセダだった。ミスを恐れぬ攻撃的なディフェンスに加え、スクラムでもペナルティーを獲得するなど次第にボールポゼッションを上げると、26分、敵陣ゴール前スクラムから貝塚が持ち出し、CTB船越明義(社4=東京・早大学院)がゲイン。最後にオフロードでつなぎ、交代したばかりのフッカー峨家直也(=兵庫・報徳学園)がグラウンディング。再び逆転した。これで完全に流れを呼び寄せたか、相手のアタックを寄せ付けない早大B。37分には敵陣での相手のペナルティーの場面で冷静にPGを選択。手堅く点差を広げた。終了間際、ミスからゴール前まで攻め込まれるもディフェンスラインを下げることなく、抑え切り、試合終了。ノーサイドの笛が響き渡ると、フィフティーンは喜びを露わにした。


交代直後トライを決めた峨家

 きょうの一戦は、カテゴリー1との入替戦であるとともに早大Bの今季最後の公式戦。チーム全員が応援に駆け付けた中、「勝ちたい」(西田)と練習から声を張り続け、開始直前には部歌である『北風』を斉唱するなど選手の勝利への思いは非常に強いものだった。一時主導権を握られたものの、大半の時間帯で早大Bがディフェンスで競り勝つ内容となった。その一番の要因は「FWがすごい頑張ってくれた」と船越が語ったように、FWのハードワークが光ったことだろう。見事カテゴリー1に返り咲いた早大B。来季は関東大学ジュニア選手権王者へ向けての戦いへと臨む。

(記事 千葉洋介、写真 新開滉倫)

関東大学ジュニア選手権
早大Bスコア流通経大B
前半後半得点前半後半
121714
29合計21
【得点】▽トライ 森島、西田、桑山聖、峨家  ▽ゴール 中西(3G)
※得点者は早大のみ記載
早大メンバー
背番号名前学部学年出身校
千野 健斗人4東京・成蹊
後半9分交代→16井上
森島 大智教3東京・早実
後半19分交代→17峨家
土田 彬洋スポ2茨城・茗溪学園
後半9分交代→18阿部
大崎 哲徳文構1東京・国学院久我山
松井 丈典スポ4愛知・旭野
田中 智幸政経1東京・早大学院
後半37分交代→20原
西田 強平スポ4神奈川・桐蔭学園
沖野 玄商3北海道・函館ラサール
貝塚 陸スポ4東京・本郷
10加藤 皓己創理3北海道・函館ラサール
11桑山 聖生スポ4鹿児島実
12船越 明義社4東京・早大学院
13中西 亮太朗商1東京・早実
14佐々木 尚社4神奈川・桐蔭学園
15南 徹哉文2福岡・修猷館
リザーブ
16井上 大二郎スポ4愛知・千種
17峨家 直也商4兵庫・報徳学園
18阿部 対我社1東京・早実
19中野 幸英文構3東京・本郷
20原 朋輝スポ1神奈川・桐蔭学園
21河村 謙尚社1大阪・常翔学園
22安部 勇佑スポ2東京・国学院久我山
23平井 亮佑スポ2福岡・修猷館
※◎はゲームキャプテン、監督は相良南海夫(平4政経卒=東京・早大学院)
コメント

フランカー西田強平副将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)

――入替戦を勝利で終えました

チーム全員に応援に来てもらいたいと僕の方から言っていて。で、みんなが来てくれて。そのみんなの前で勝ちたいという思いが強かったので、率直に安心したというか、ホッとしました。

――応援があった中での試合というのはやはり違いましたか

強いワセダはジュニアが強かったというのが歴史のなかでもそうだったので、自分たちのチームもジュニアが強いんだという自信をつかせたいという思いがあったので、チーム全員が見にきてくれた試合で勝てるというのは大きな意味があったと思います。

――3年前に負けてカテゴリー2へ降格となった流通経大が相手でした

負けたときの試合を外で見ていて、先輩たちの悔しい思いというのを自分自身感じていた部分というのはあったので、そこで僕たちがその試合を見ていた最後の年になるので、その相手が流通経大というのは意味合いもあると思ってましたし、相手より勝ちたいという思いがあったと思います。

――来年からカテゴリー1で戦えるということで、4年生としてチームに残すことができましたね

ジュニア早慶やジュニア早明、それから帝京大へチャレンジする機会がチームを強くすると思うので、そういった機会を下の代に残すことが出来たのはとても嬉しいと思います。

――試合としてはどこをポイントにして臨みましたか

きょうはディフェンスで勝つというのを掲げていて、そういった意味ではコミュニケーションを取り続けることを意識していたので。あとは、相手がリーグ戦のチームということで、観客席の盛り上がりなどが特殊なので、それに負けない自分たちの雰囲気をつくっていくことを意識していました。

――FW戦で受けてしまった部分があったように感じました

相手の勢いのあるアタックに対して自分たちがセットし切れなかった部分はあると思います。

――モールも中盤に対応されたように見えました

僕たちのモールに対して相手も低く入ってきたところで僕たちも付き合ってしまったことが原因だと思っていて。自分たちのモールの組み方があるので、相手に付き合わないことが今後の課題になると思います。

――個人としてはゴール前のアタックからトライを挙げました

早い段階でトライを取ってチームを安心させたいという思いがあったので、自分自身でトライを挙げられたのはよかったと思います。

――今後へ向けて一言お願いします

ここがゴールではないので。日本一を取るまで挑戦し続けないといけないので、日々の練習から挑戦し続けたいと思います。

プロップ千野健斗(人4=東京・成蹊)

――入替戦でしたが意気込みはいかがでしたか

入替戦ということだったので絶対に勝つってことを求めて。あとそれだけじゃなく、Bチームラストの公式戦なので、4年生全員出し切るということやまだまだみんなAチームに上がるために最後アピールするだったり色んな意味を持って挑みました。

――個人としてはボールを持ってゲインする場面が見られました。振り返っていかがですか

ボールを積極的にもらってどんどん顔出していこうと思ってたんですけど、結構相手のプレッシャーが強い中で上手くいかないところや良いところがあって。ノックオンなどのミスが悔やまれるとこが多いですね。

――相手のプレッシャーが強い中、FWが果敢に前に出ていました

コンタクトの部分で今までのジュニア選手権で当たった中でもかなり強い方だったので、そこで負けないように低く、強くを意識してました。

――きょうのスクラムを振り返っていかがでしたか

ユニットとしてはもっとヒットで出て押していきたかったんですけど、駆け引きの部分で相手に差し込まれるとこがあって。ユニットとしては課題が出たかなって感じですね。

――ラインアウトモールを振り返っていかがですか

ラインアウトモールは結構有利に立ったかなと思います。全体的に低く固まってつくれて、押し込める場面も多くて。途中SHがシンビンになってしまって、そこでチームの方針としてモールで上手く時間を使っていくってなったときも上手くできたかなと思います。

――ハイレベルなディフェンスができていた印象を受けました。振り返っていかがですか

試合のテーマがディフェンスで勝つということだったので、FWもBKも前に出てプレッシャーを掛ける場面が出せたことはかなりよかったかなと思います。

――終盤もゴール前ディフェンスで守り切りました

結果として守り切れてましたけど、細かい1対1の場面とか鋭く強くしてかないと今後の対抗戦の慶大、明大のような強い相手になってくると、もっともっと求められるものは多いんでこれで満足せずにいきたいと思います。

――カテゴリー1に昇格しましたがいかがですか

自分たちが1年生のときに降格してしまって、それを自分たちの手で取り返すことができたっていうのはすごい嬉しいですし、来年後輩たちにカテゴリー1の舞台を準備させてあげることができたっていうのはすごくほっとしてます。

――早慶戦、早明戦と続きますが意気込みは

残り2試合と続きますけど。きょうも明大が帝京大に勝って、並んでくると思うので。絶対に落とせない戦いになってくと思うので、必ずチームでまとまって優勝に向けて頑張っていきたいと思います。

SH貝塚陸(スポ4=東京・本郷)

――意気込みはいかがですか

ディフェンスで勝つっていうのをテーマにやっていたので、そのディフェンスで仕掛けて前に出るディフェンスを80分間やり続けようと臨みました。

――入替戦を勝利で終えました

自分がシンビンを出してチームに迷惑をかけたのでどうやって取り返そうかってのを常に考えました。

――持ち味がディフェンスとのことなのできょうはいける場面が多かったと思うんですけど、シンビンの後っていうのはどのような気持ちで試合に臨みましたか

ちょっと相手に流れが寄りかけていたとこだったので、自分が流れを変えようという気持ちで臨みました。

――3年前に入替戦で戦った流通経大Bということでしたが、どのような気持ちで臨みましたか

1年生のとき取られた借りを返してもらうって気持ちで、あと4年生で試合できるのも限られてきてるので、もしかしたらきょうが最後になるかもしれないって思いでやりました。

――試合が終わった瞬間っていうのはいかがでしたか

すごい嬉しかったです。この試合が4年間の集大成だと思っていたので、まだ全然終わってないんですけど、きょう、今までやってきたことをぶつけようと思ってたので嬉しかったです。

――Aチームに向けてどのようなアピールをしていきたいですか

直人(SH齋藤直人、スポ3=神奈川・桐蔭学園)がいるからとか関係なく、もっと自分でガツガツアピールして、練習から出していこうと思います。

CTB船越明義(社4=東京・早大学院)

――きょうの試合への意気込みはいかがですか

ジュニアの入替戦ってことで、僕たちはカテゴリー1でやらなきゃいけないっていうのは常々思ってきましたし、この3年間できてこなかったってところでいうと、絶対に勝って上がらなきゃいけない試合で。個人としては大学日本一を目指す上で、勝って次につなげなきゃいけない試合だなと思ってました。

――船越選手自身がアタック、ディフェンスともに参加する場面が多く見られました

どちらかというとFWが頑張ってくれたってところがあって。ボールのタッチの回数も多かったかもしれないですけど、FWが前に出て頑張ってくれた結果だと思います。

――やはりきょうFWのハードワークはよかったですか

本当にありがとうございますって感じです(笑)。

――相手のプレッシャーが強い中FW、BK関わらず、前に出ていました

ワセダのスタンダード、今まで積み重ねてきたものには自身があったので、しっかり一人一人がそれを見失わずに体現できたってことが、前に出たという結果につながったんじゃないかと思います。

――前半シンビンが出た際、SOをやられました

ここ6カ月はずっとCTBをやっていたので、公式戦では夏、秋とCTBだったので。ですが、やることはわかっていたので特に問題はなかったかなと思います。

――シンビンで一人欠けながらもディフェンスのレベルが変わりませんでした。

SHは結構ディフェンスで周りのFWとかBKとかを出す役目があるんですけど、きょうは一人一人が前を見て自分たちで判断できたってことが一人少なくてもディフェンスできたってところになったんじゃないかと思います。

――きょうの試合に点数を付けるなら何点ですか

FWがすごい頑張ってくれたので90点で(笑)。残りの10点は個人的なスキルがまだまだ足りないんじゃないかっていうところと、自分自身としてもきょう色々改善点や課題が見つかったので、それをいかに100パーセントに近づけるかが大事になってくると思うので、頑張りたいです。

――カテゴリー1に昇格しました。いかがですか

カテゴリー1で戦わなきゃいけない相手っていうのはプレッシャーも大きくなってきますし、その中で力を発揮していかなきゃいけないっていうのは、大学日本一を取る上で重要なことだと思うので。後輩たちがそこと戦って成長していってくれたら嬉しいと思います。

――早慶戦、早明戦と続きますが意気込みはいかがですか

勝ちにこだわって自分たちが積み上げてきたこの4年間をぶつけて勝ちをもぎ取れればいいです。

WTB桑山聖生(スポ4=鹿児島実)

――入替戦を勝利しました。率直な感想をお聞かせください

本当に勝ってよかったなっていうのが今の気持ちで。個人としてはスコアはできたんですけど、自分のミスからちょっと劣勢になったり、スコア取られたりしたので、そういうところは反省して取り組んでいきたいなと思ってます。

――中盤に逆転をされるという形になりましたが戦っていてどのような心境でしたか

逆転されたことはあまり気にせず、とりあえずやれることやればスコア取れると思ってたので、そこは落ち着いて敵陣で戦っていこうとやってました。

――Bチーム最後の公式戦となりましたが、チームで何か話されたりなどはされましたか

僕らが1年生のときに上井草グラウンドで負けて、カテゴリー2に落ちたので、僕らの代で絶対に上げようって話を4年生の間でずっとしてました。

――3年前の降格を見た最後の代としてやはり思いはかなり強かったですか

4年生の中には峨家だったりとかほんと落ちた試合に出てたやつもいたり、見てた選手もいたりして、それぞれ絶対に勝ちたいって気持ちはあったと思います。

――アップのときからよく声が出てるなという印象がありましたが、ご自身として試合前の雰囲気はどのように感じてましたか

いい緊張感で。本当に勝たないといけない試合だったので、ピリピリした中で体を動かしていいアップができたかなと思います。

――カテゴリー1昇格が決まりましたが、4年生として何か残すことができたなどありますか

秋シーズン下の2チームがより強いチームと戦うことで、もっと下のチームも向上していく部分があったので、僕らが一年生のとき体験できたことを後輩につなげられたのはよかったかなと思います。

――今後もシーズンは続きますが、個人としてどういうアピールをしていきたいですか

今回ジュニア選手権出てるということで、A出てるかはわからないんですけど、きょうのパフォーマンスじゃ出れないと思うので。もう一回自分の課題を見つめ直して最後大学選手権決勝で自分が出てるイメージ持って、残りのシーズン戦いたいと思います。

WTB佐々木尚(社4=神奈川・桐蔭学園)

――試合前にチームで何を話されましたか

慶大の対策としてディフェンスで前に出る、ディフェンスで勝つというところをチーム全体で意識していて、それをBチームでもやろうということでFW、BK共に前に仕掛けるマインドっていうのはあったと思います。

――そのディフェンスの部分を振り返っていかがですか

本当にFWのワークレートに助けられたって感じです。一発一発のタックルの精度も本当に高かったですし、その後の順目のまくりや逆目の判断っていうのが非常に良かったと思うので、そういう面では非常に助けられたかなと思います。

――前半、シンビンがありましたがどう対処していこうと話しましたか

一人足りない部分があるので、若干外のスペースは怖い部分もあったんですけど、ディフェンスで前にプレッシャーを掛けるという点は変わらなかったので。前に出続けて裏のカバーをしっかりと全員でやっていこうという意識はありました。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

流通経大Bのディフェンスが前に出てきて、WTBも上がってきたので外でボールをもらうシーンがあまりなくて、極力内側を狙ったりするシーンを増やそうと思ったんですけど、ボールタッチ数は多くなかったかなと思います。

――相手のディフェンスを振り返っていかがでしたか

うちと似たようなディフェンスで、個々の能力もこれまでの2部の相手の選手と比べても非常に高くて。こっちが受けてしまうと次のアタックに支障が出るほどだったので、一回一回ゲインラインの攻防にはこだわって、前に出ていって余ったところで仕掛けようっていうマインドはありました。

――後半、一時相手に流れを渡す形となりました。振り返っていかがでしたか

自分が最初に沖野(沖野玄、商3=北海道・函館ラサール)とキックオフのシーンでちょっとコミュニケーションがいなかったので。キックオフっていうのは試合の入りの部分で大事ですし、あそこでミスしてしまうとチームの士気が下がったりするので、練習から そういった課題を克服していきたいと思います。

――その後ディフェンスを上手く修正していましたが、どのようなコミュニケーションを取りましたか

一瞬だけFWのまくりがなかったり、逆目に残ってる選手が多かったので、もう一度状況判断をし直そうとチーム全員にマインドは持たせて修正しました。

――カテゴリー1に昇格しましたが、チームとしていかがですか

3年前自分はカテゴリー1からカテゴリー2に降格したときのメンバーだったので、本当にきょうの試合っていうのは責任を持って臨みましたし、結果としてマイナスがゼロになったので、強いときのワセダは下のチームが強いので、そういう集団になるっていう爪あとを残せたので本当に良かったと思います。あとは後輩たちに下から突き上げるようなマインドを持って欲しいなと思います。

――チームがこのいい流れのまま早慶戦、早明戦を迎えますが、意気込みはいかがですか

慶大に対しては、自分が高校3年生のときに花園予選の決勝で負けてるんですけど、その相手が今4年生になっているので。ジャージを替えてリベンジできる絶好のチャンスだと思うので準備をしっかりして臨みたいと思います。