「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の車いすの部の女子シングルス決勝で、第1シードのイスケ・グリフィオン(オランダ)がアニエク・ファンクォト(オランダ)との同国対決を4-6 6-0 6-4で制…

 「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の車いすの部の女子シングルス決勝で、第1シードのイスケ・グリフィオン(オランダ)がアニエク・ファンクォト(オランダ)との同国対決を4-6 6-0 6-4で制してシングルスの初代女王に輝いた。試合時間は1時間36分。

 31歳のグリフィオンは1月の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続く今季2度目のグランドスラム制覇で、シングルス通算4勝目を挙げた。

 グリフィオンとファンクォトは第2シードで出場しているダブルスでも決勝に進出。3年ぶりのタイトルをかけて、大会3連覇を目指す第1シードの上地結衣(エイベックス)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)と対戦する。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、ダブルス4ドローで争われる。

 ダブルスのみで開催された昨年の大会は、男子がグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/ニコラ・ペイファー(フランス)が初優勝、女子は上地/ワイリーが2連覇を達成した。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)