11月14日、男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)大会4日目。男子シングルス「グーガ・クエルテン」第2戦、男子ダブルス「ノウルズ/ネスター」第2戦が行われた。シングル…

11月14日、男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)大会4日目。男子シングルス「グーガ・クエルテン」第2戦、男子ダブルス「ノウルズ/ネスター」第2戦が行われた。

シングルスでは、世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界5位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6-4、6-1とストレートで勝利。また、「グーガ・クエルテン」第2戦終了時点でジョコビッチの決勝トーナメント進出が決まった。

第1セットはキープが続いたが、第10ゲームでジョコビッチがブレークに成功しセットを先取。そして第2セット、第3ゲームからジョコビッチが5ゲーム連取し、圧巻の勝利を収めた。

ATP公式サイトによると、ジョコビッチは試合後「ズベレフは第1セットとても良いサービスで、彼のサービスを読むのは本当に難しかった。実際、第1戦よりも難しかった。第2セットは少し読むのが簡単になったが、彼は強力なサービスを持っている」と話した。

また、ズベレフはジョコビッチについて「ノバクとのラリーで打ち勝つのはとても難しい。彼は自信を持ってプレーしており、あまり試合で負けることがない。彼は世界一だ」と強さを語った。

一方、世界7位のマリン・チリッチ(クロアチア)は世界10位のジョン・イズナー(アメリカ)に6(2)-7、6-3、6-4と逆転勝利。グループステージ1勝1敗となった。

チリッチは試合後「我慢して、集中し続けなければならなかった。第2セットから素晴らしいテニスができて、第3セットも良いプレーができたと感じた。勝てたことに本当に満足している」と喜びを語った。

第3戦では、ジョコビッチとチリッチ、ズベレフとイズナーがそれぞれ対戦する。

■「グーガ・クエルテン」第2戦までの戦績

[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 2勝0敗

[3]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 1勝1敗

[5]マリン・チリッチ(クロアチア) 1勝1敗

[8]ジョン・イズナー(アメリカ) 0勝2敗

同大会には、1年の終わりに年間獲得ポイントの高い上位8人(ダブルスは8組)が出場。4人(4組)ずつ2つのグループに分かれ総当たりで戦い、上位2人(2組)ずつが決勝トーナメントに進むというルールだ。◇   ◇   ◇

【11月14日 試合結果】

◆男子シングルス グループステージ「グーガ・クエルテン」 第2戦

〇[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)6-4、6-1 ●[3]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

〇[5]マリン・チリッチ(クロアチア)6(2)-7、6-3、6-4 ●[8]ジョン・イズナー(アメリカ)

◆男子ダブルス グループステージ「ノウルズ/ネスター」 第2戦

〇[5]マイク・ブライアン(アメリカ)/ジャック・ソック(アメリカ)6-4、7-6(4) ●[1]オリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)

〇[8]ピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)6-2、6-4 ●[3]ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのジョコビッチ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)