第2回の対談では岸本大輝(社2=東京・早実)、駒場みなみ(スポ2=富山西)、千葉朱夏(スポ2=岩手・一関第一)、村上夏希(スポ2=三重・津東)の全種目が集結した2年生部員4人が登場。これまでの大会を振り返りつつインカレに向けての意気込みを…

 第2回の対談では岸本大輝(社2=東京・早実)、駒場みなみ(スポ2=富山西)、千葉朱夏(スポ2=岩手・一関第一)、村上夏希(スポ2=三重・津東)の全種目が集結した2年生部員4人が登場。これまでの大会を振り返りつつインカレに向けての意気込みを語っていただきました。対談中の掛け合いから仲の良さが伝わってきます!

※この取材は11月8日に行われたものです。

「ただ楽しくてフェンシングをしている」(駒場)


インタビューに笑顔で答える村上(写真左)と駒場(写真右)

――皆さん自分の右隣に座っている人の他己紹介をお願いします

千葉 岸本はお調子者なんですけど、接し方がすごく優しくてみんなに慕われる存在かなって思います。

岸本 (駒場は)最初1年生のころに会った時とはイメージが違ってて、意外と面白い人だなと。

――ちなみに変わる前はどんなイメージでしたか

岸本 寡黙なフェンシングだけをやっているような人だと思っていたんです。でも2年目になって話しているうちに彼女の良さを感じることができたと思います。

一同 (岸本に)誰だよ(笑)。

岸本 真面目だし、フェンシング大好きだし、大切な存在だと思います。

駒場 (村上)夏希は最初に話をした時が、高校生の頃の遠征の時なんですけどすごく話しやすくて。私結構人見知りなんですけど、話をすごく聞いてくれるのでずっと私ばっかり話してしまうんですけど、真剣に聞いてくれてリアクションしてくれるのでみんなの相談役というか、みんなから相談される人だと思います。そういう面では私もしょうもないことから話を聞いてもらいますし、フェンシングでもエペの同期は夏希だけなので真面目な話というか、試合前後にはさせてもらってます。プライベートもフェンシングもお世話になってます。
 

村上 全然お世話なんかしてないよ(笑)。千葉ちゃんは、フェンシング部のお母さんというか。

一同 違いない。

村上 本当に家庭的な女性なんですよ。面倒見がいいし、やることはしっかりやっているし、頼れる存在です。でもちょっと抜けているところがあって、そこがまたかわいらしいところです。

――今シーズンの、関東学生リーグ戦(リーグ戦)、入替戦、全日本学生王座決定戦(王座)、関東学生選手権(関カレ)などを振り返っていかがですか

千葉 リーグ戦は団体戦しかないので、リザーブで1回出ただけくらいなんで、チームに入れなかったことがすごく悔しくて、関カレでは個人でもいい成績取って、団体でも出たいって思っていたんです。関カレでは個人戦でもあとちょっとで勝てなくって、でもそのあとちょっとを越えられないことがいつもあるんですけど、今回もそれが出てしまったことが悔しかった部分です。団体戦では自分の種目はすごくメンバーが濃いので、メンバー争いがあるのでなかなか出られないことがすごく悔しいんですけど、その中でも今回準優勝だったことは自分が入ってから1番いい成績だったと思うので良かったなと思います。なので、インカレでは個人戦のあとちょっとを越えられるように、チームとして貢献できるように頑張りたいと思います。

岸本 種目は男子サーブルなんですけど、僕は大学からフェンシングを始めたのでリーグ戦ではメンバーではなく応援側だったので、個人でしっかり伸びることが目標です。今回の関カレで伸びるために何が必要かって考えたときに、個人でなるべく勝って順位を上にすることだと思ったので最初の5本を練習して。インカレ出場というのは低い目標かもしれないんですけど、その目標を達成するために低い目標からしっかりやったので今回達成できたんじゃないかなと思います。

駒場 リーグ戦は、全勝はできなかったんですけど、優勝することができて昨年は行けなかった王座に行くことができたので、ことしはいいスタートが切れたと思います。王座は一本勝負で落としてしまったんですけど昨年から勝てていない日大との差が埋まってきているので次こそ勝てると思って関カレに挑みました。その関カレの団体戦で前より点差が開いてしまったこと、勝てなかったことが自分的にすごく悔しくて。歩夢先輩(才藤歩夢、スポ4=埼玉栄)が4年で最後なので団体戦で勝ちたいという気持ちが強いなかでのこの結果なのもすごく悔しくて。インカレ、全日本(全日本選手権)で達成できるように頑張っていきます。個人戦はあんまり気負わずに挑んで2位という結果が出たので昨年より成績が上がっていることはいいことだと思うんですけど、最後一本勝負を落としてしまうもったいない試合をしてしまい課題を残してしまったので、インカレではそこを克服して個人戦も団体戦でも成績を残せたらいいなと思います。

村上 私もみなみ(駒場)と同じでリーグ戦優勝っていう目標はできたんですけど、結果を見返してみるとリーグ戦、王座戦、関カレとどの試合でも団体戦では日大には勝ててないのが課題になっていて、やっぱり出るからには優勝したいのでしっかりインカレ、全日本では勝てるようにいろいろやっていきたいなと思っています。関カレの個人戦では歩夢先輩に負けてしまったというのがあって悔しかったんですけど、自分の実力がまだまだ足りないんだって実感しましたし、団体戦でも結構足を引っ張ってしまって、みなみと歩夢先輩が点を取り返してくれていたので、あまり貢献できなかったことが自分の中で残っていて団体戦でも個人戦でもいいプレーができるように頑張りたいです。

――9月に合宿を行われたと聞きました。印象に残っている練習はありますか

千葉 やっぱあれじゃない、合宿の15キロ走。

村上 しんどかったね。

千葉 チームごとに分かれて走るんですけど、誰かが遅れてもチームで頑張って走るっていう形で15キロ走をやります。やっぱり苦手な人もいるのでみんなで応援しながら走るんですけど。その分団結力が高まったかなと個人的に思います。

――そのチームというのはどのような分け方ですか

千葉 得意不得意があるので、いい感じにバランスを考えてって感じです。 

駒場 自分がこんなに(15キロ)も走れると思ってなかった(笑)。

村上 やっぱり達成感すごいよね。

岸本 僕はターンダッシュですね。ラインとラインの間を走る切り返しダッシュなんですけど、フェンシングの動きに必要らしいんです。しっかりやらせていただいたんですけど、自分の中で結構追い込めたと思っていて。

――男子はやはり回数とかスピードを求められますか

岸本 男子は男子で速い人は固まっているので…実際に競争しているわけではないんですけど。

村上 めちゃくちゃキツかったよね。

――合宿では皆さん同じ練習をされたんですか

駒場 そうです。ただ、線を必ず超えて戻ってこなきゃいけないのと…それだけで終わればいいんですけど。それが終わった後今度は往復(切り返し)ダッシュに変わるんです。

岸本 だんだんキツくなっていく。

――段階ごとに距離が伸びていくんですか

村上 ピストのとこに線が書いてあるんですけど最初は1本目の線までを往復、スタートラインに戻ったら続けて2本目の線まで行って戻ってくる、次はまた…みたいな感じです。

岸本 これを体育館でやると広いので、距離も長いしキツい。

駒場 たまに、自分の順番じゃないときに先輩とか同期からとか呼ばれるんですよ。例えば「夏希~」みたいに。

村上 そうなると、自分が、やらなきゃいけないんですよ。

岸本 いかに目立たないで、存在感を消すかが。

一同 存在感を消す(笑)。 

岸本 そう、呼ばれないように(笑)。

村上 静かに、目立たないことがポイントです。

駒場 合宿中は、きょうはランの日、きょうはダッシュの日、みたいに決まっているんですけど、最終日だけは両方やるんです。恒例でさっき言っていたダッシュと、体育館にコーンを置いてその周りを走るトレーニングがあるんですけど走っていると途中で笛が鳴ったら腿上げとかやらなきゃいけないんです。それの一番最後にスクワットを100回みんなで手をつないでやるんですけどきつかったです。終わった後の達成感もすごかったです。最後のスクワットは本当にもうしゃがみ切れないときとか、立ち上がってこられないときとかあるんですけど、合宿の度にできる回数が増えてきて今回もあまり止まらずにできたので成長を最後に感じることができました。

村上 どれも厳しかったんですけど、筋トレするんですよ。体幹中心に鍛えるんですけど、地味なんですけどきつかったです。でも入学したときに「なんでこんなしんどいことを…」って思ってたのに2年生になったらできるようになってたりしてちょっと筋力上がってきたのかなって実感があってうれしかったです。

駒場 なんだかんだあったけど、合宿楽しかったです。

村上 ね!

千葉 夜は楽しかった。 

――では、先ほど話題に出していただいた関カレでの課題や、克服すべき課題などはみつかりましたか

千葉 自分は最初に点数を取ってから最後まで取り切れないことが結構多くて今回の関カレでも、最初はすごくリードしていたのに最後に取り切れずに、逆に相手に逆転されてしまって、そこからの切り替えがうまくいかなかったので最後まで取り切れないのが自分の課題だと思っています。自分がここまで取ったら最後までその勢いで取り切るっていうのをしっかり持って、気持ちだけでなく最後何で取るかをしっかり考えてインカレに臨みたいと思います。

岸本 僕はインカレに出るためには全勝すればいいと聞いていたので、全勝しようと思ってずっと5本勝負で練習してきていたんです。結果は3勝1敗で、この1敗も一本勝負で負けてしまったので全勝はできなかったんです。でもその後のことを全く考えていなかったので15本勝負で、10対15で負けてしまって。まずはリーグに上がって1回勝たないと全日本(全日本選手権)に行けないと思うので今15本で勝つ練習をしています。

駒場 個人戦は関カレは昨年3位で、ことしはそのシードでトーナメント戦から出場したので結構守りすぎちゃって、1点目を取るのに時間がかかって。最終的に自分が点を取れているのに、早くそれをしないで焦ってしまって、一本勝負が結局3回あって。その後にランキングマッチっていう別の大会があってそこでも関カレに出ていた人とか、同世代の大学生とかとも戦ったんですけど、そこではちゃんと取れていたのになんで関カレではできなかったのかっていうのがあって。インカレでは予選から出ることになるので予選からしっかり動いて消極的な試合をしないように意識したいと思っています。団体戦でも消極的な試合をしてしまって私が取れなきゃいけないところで取れなかったり、点数をもっと重ねられたはずなのに時間を使いすぎて思うようにできなかったり、苦しい状況で最後に歩夢先輩に回すことになってしまったのでインカレでは歩夢先輩に負担をかけないように試合づくりをしていきたいなと思います。

村上 私は関カレで試合の組み立て方をもっと考えていかなきゃいけないなと思っていて。なにも考えていない状況でピストに入っても相手のペースに乗せられてしまうし、自分がどういうパターンで点を取られていたり、どうしたら点を取れるのかっていうことをもっと組み立ててから仕掛けたりだとか、頭を使って試合しないといけないなって思いました。

――今年は大学に入って初めて後輩ができたと思いますがいかがですか

千葉 自分はフェンシング部の無い高校だったので後輩ができることが初めてで、すごく新鮮な気持ちで「後輩ができるってこんな感じなんだ!」って感じです。逆に昨年の先輩たちはこんな感じだったのか、とか。

村上 やっぱり達成感すごいよね 

岸本 僕は小、中、高、大と全部別のスポーツをやってきていて後輩も先輩も経験してきたんですけど、僕はわりと上下関係は緩いほうです。やってはいけないことだけはやってはいけない。みたいな(笑)。

駒場 私は高校生の時から後輩はいたんですけど、上下関係とか厳しい部活で「駒場先輩」みたいな感じで苗字で呼ばれてたんですよ。大学に入ってから下の名前で呼んでもらえるのでうれしいです。

村上 後輩みんな可愛いです。みんな妹とか弟みたいな感じで。

――やっぱりフェンシング部仲いいですね

岸本 確かに先輩にも質問しやすいです。

村上 よくご飯に連れて行ってもらいます。

岸本 (頷く千葉、駒場を見て)あれ?

村上・駒場・千葉 あれ(笑)?

岸本 いや、もちろん連れて行ってもらってます(笑)。でも今年からは自分も連れて行かなきゃいけないからね。

試合前のルーティン


夏合宿の中日に、自転車で30キロの距離をこいで釣りに行ったというアクティブな岸本

――この間はハロウィンがあったかと思いますがなにかやりましたか

岸本 何曜日でしたっけ

――31日は水曜日です

岸本 僕、けもなれ見てました。ガッキーのドラマ。

駒場 バイトだっけ?

千葉 そう、バイトして、帰って、テレビ見て、あー渋谷荒れてんなぁって(笑)。

駒場 私はハロウィンめっちゃ好きなんですよ。

岸本・千葉 え、初耳なんだけど。

駒場 そう、実は(笑)。なにかするわけではないんですけど、10月が好きで。

岸本 俺ら誕生月だしね。

駒場 そう、だからハロウィンなのに何もしないのはもったいないなーって思ったんです。でも仮装は違うし、渋谷も行きたくないし…だから同期と先輩でご飯を食べに行きました。「ハロウィンだからご飯行こう」って。

村上 私は、本当は家をシールとか貼ったりカボチャの置物置いたりして可愛くしたかったんですよ。でも気づいたら10月後半になってハロウィン終わっちゃったんで…次はクリスマスこそは部屋を可愛くしたいなって思ってます。

――今お話に出てきましたがクリスマスの予定は…

千葉 特に決まってはいないんですけどケーキ作ろうかなって。

岸本 今年は家で過ごさないようにしたいです(笑)。

駒場 男子エペの十河先輩(十河昌也、スポ3=香川・三本松)が主催のクリぼっち会があって。

岸本 まだ早いよまだ(笑)。

村上 まだ何があるか分からないよ。

駒場 昨年それに参加してて、ことしも開催予定ですごくプランを練ってくださってて私も呼ばれているんですけど、プレゼント交換とかあってすごく楽しそうなんですけど、参加したいんだけどしたくない…みたいな(笑)。

村上 私はきょう決めました。ディズニー行きたい。意外に空いてるって聞いて。

岸本 平日だったら分からないかも? 

村上 でも25日に冬季集中入ってて…行きたい。

駒場 私もやっぱりどこか行きたい(笑)。2年連続ぼっち会はちょっと。

千葉 じゃあ十河先輩も誘ってどっかに行けばいい(笑)。

――普段試合の前のルーティンワークはありますか

千葉 いうほどのルーティンは無いと思います。でも、お昼は絶対カロリーメイトって決めてます。食べ過ぎると動けないような気がして。

岸本 2年目なんで試合にもあんまり出てないんですけど、前回関カレでやったのは同期のうまい人とアップすること。その後に試合に出たらよかったので、アドバイスとかも何でもいいからもらえたらいいなと思います。

駒場 これ、ルーティンではないと思うんですけど試合の時に着るTシャツがなんか試合用ってわけではないけど、試合の日によく着ているシャツみたいなのがあったり、前に親戚の人にもらったパワーストーンのブレスレットつけたり、試合の日の朝ごはんには絶対に白米を食べるとかですね。お昼も買うものは決まっているんですけど、1回買ったら辞められなくなっちゃって。ピストに入ったら、試合の前に1回深呼吸して剣を触るっていうのがあります。

村上 自分は試合の前の日の夜ご飯はお肉を食べるようにしています。お肉が一番体に合っててパワーが出ると思うので。試合始まる前のピストで、剣持ちながら腕伸ばして、自分は身長があるので周りの人より「私は長い、長い」ってやります。私は負けないリーチがあるって思うようにしています。

岸本 1個いいですか。僕、勝負パンツ履いてます。

一同 (笑)。

岸本 これも前回からなんですけど、LACOSTEのパンツって決めてます。

村上 見せてくるんですよ。

岸本 「これ勝負パンツ、LACOSTEの」って。でもこれはルーティンです。

千葉 書いて大丈夫です(笑)。

緊張感


インカレへ思いを語る千葉

―インカレが近づいていますが、今の心境はいかがですか。

千葉 試合が近づくにつれて今まではすごく緊張してたんですけど、試合直前くらいから「ああ良い感じの緊張だな」という感じに最近はなっているので、多分試合前には緊張すると思うんですけど、考えすぎず思い切りできたらいいかなというふうには思っています。

岸本 関カレから1週間くらい経っているんですけど、僕の中ではもう失うものはないのでやっていくだけです。先輩に「どうやったら緊張しないんですか?」って聞いたら、歩夢先輩(才藤歩夢、スポ4=埼玉栄)が「緊張しない、緊張しないって言ってたら緊張しないよ」って言われたのでそれをやっています。

駒場 でも歩夢先輩、緊張しないって言ってたよね。

村上 「緊張しないようにしてる」って言ってた。

岸本 そう!緊張しないために自分に言い聞かせているっていうのを教えてもらいました。 

駒場 私は個人戦に関しては「絶対に勝つぞ」みたいにすごくモチベーションが高いと勝てないタイプなので、前より高いところを目指したいなっていう感じで、関カレの結果とかを気にせずに気負わないでできたらいいなと思います。モチベーションをいい感じに、上げず落とさずな感じに保とうと思っています。団体戦に関しては優勝したいので、団体戦に関しても気負いすぎても駄目なんですけど、自分に自信を持てるような練習をしていきたいです。

村上 私はメンタルが弱くてすごい緊張してしまうんですよ。試合の前になると恐怖心が襲ってきて、試合が怖いってなるんですけど、そういうことも含め頑張りたいです。あと、今回京都で開催されるということで、実家からそれほど遠くないので両親が見に来てくれるというのと、高校の顧問の先生に時間があれば来て下さいと言ったのでそれをモチベーションにしたいです。 

――インカレに向けて練習で何か強化しているところはありますか。

千葉 自分は最近ポイントを突く正確性を高めないとなと思っているので、突く練習を最近はメインに行っています。ここぞというときに悔しい思いをしているのでしっかり基本に忠実に、正確に突けるということを目標にやっています。

岸本 特に練習のときにこれといったことは無いんですけど、15本ですかね。15本でどう流れをつかむかといことをやっています。あと立ち会いで迷わないことです。

駒場 細かくこういう練習をしているっていうのはあんまり無いんですけど、やっぱり団体戦とか個人戦での自分の課題が前で取るというものなので前で取れるよう意識して今はやっています。

村上 私も自分から攻めて点を取るということができなくて、どちらかというと相手が出てくるのを待つタイプなので、しっかり取るべきところで点を取るようにということです。あと、動きの中で点を取りたいのでそこを意識していきたいです。

――インカレで注目している選手・大学はありますか。

千葉 女子フルーレは日体大の東姉妹(東莉央、東晟良)です。妹(東晟良)は世界大会に出場している選手で、関カレの団体戦も最後の方まで勝っていたんですけど押されてしまったので、そこは気をつけなきゃなと思っています。 

岸本 男子サーブルは中大です。関カレ前に3回ほど練習に行かせてもらったんですけど、技にしても力にしてもすごくて注目してほしいです。今回はワセダが勝つので(笑)。 

駒場 女子エペはやっぱり日大が強いです。団体戦では日大と当たる前に中京大と当たるんですけど今年は1年生で強い子が何人か入ってきていて、強い大学です。そしてそこの監督が知っている方で、お互いよく知っているので警戒しています。 

村上 ワセダですね。ワセダは本当に強い先輩が女子エペ以外の種目にもいるので注目して欲しいですね。

――最後にインカレにむけて目標と意気込みをそれぞれお願いします。

千葉 昨年のインカレではベスト16のカベを自分は破れていないので、そこをしっかりやりたいです。大きい目標は優勝ですけど、とりあえず1つ1つ勝っていくことを目標に頑張っていきたいと思います。 

岸本 僕はもう勢いですね。以上です(笑)。

駒場 個人は気負わずに自分らしい試合をして、そこに結果がついてくればいいかなと思っています。団体は自分のプレーに自信を持って、チームを信じて優勝することです。 

村上 もちろん個人・団体優勝できるように頑張っています。高校の時の顧問の先生に「試合結果は目標よりも下がってしまうから、高く持っておいていいんだよ」と言われたので、一番高いところに目標を置いてしっかり頑張りたいです。

――ありがとうございました!

(取材・編集 飯塚茜、柴田侑佳 写真 本野日向子)


インカレへの意気込みを書いていただきました

◆駒場みなみ(こまば・みなみ)(※写真左)

1998(平10)年10月10日生まれ。167センチ。富山西高出身。スポーツ科学部2年。種目はエペ。遊ぶ友達は常にフェンシング部だという駒場選手。大好きな部員の方々と目指すは優勝!

◆千葉朱夏(ちば・あかね)(※写真中央左)

1998(平10)年8月20日生まれ。160センチ。岩手・一関第一高出身。スポーツ科学部2年。種目はフルーレ。他己紹介では満場一致で「頼りになるお母さん的存在」と言われていました!最後まで取り切るフェンシングで、部を引っ張る活躍を見せてほしいです!

◆村上夏希(むらかみ・なつき)(※写真中央右)

1997(平9)年7月30日生まれ。172センチ。三重・津東高出身。スポーツ科学部2年。種目はエペ。試合前はとても緊張しやすい性格という村上選手。リーチの長さに自身をもってインカレでぜひ頑張って欲しいです!

◆岸本大輝(きしもと・ひろき)(※写真右)

1998(平10)年10月28日生まれ。175センチ。東京・早実高出身。社会科学学部2年。種目はサーブル。対談を通じてアクティブなことが大好きという性格が伝わりました!底なしの体力でインカレでは勝利をつかんでください!