男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会1日目、グループステージ「レイトン・ヒューイット」第1戦で錦織圭(日本/日清食品)がロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。第…

男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/室内ハードコート)の大会1日目、グループステージ「レイトン・ヒューイット」第1戦で錦織圭(日本/日清食品)がロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。第1セットは7-6(4)で錦織が先取した。

両者は過去9回対戦しており、錦織の2勝7敗。今シーズンの対戦は10月の「ATP1000 上海」、11月の「ATP1000 パリ」に続き3度目となる。対フェデラー戦は現在6連敗中で厳しい戦いとなることが予想されるが、果たして初戦を白星で飾り、好スタートできるのか、期待がかかる。

第1セットはフェデラーのサービスゲームから始まった。序盤3ゲームはお互いに短いポイントでサービスゲームをキープ。第4ゲームで錦織はデュースまで追い上げられたが、フェデラーにブレークポイントを与えることなくしのぐ。

両者、立ち上がりからファーストサーブの成功率が50%前後とあまり良くないものの、お互いにしっかりとサービスゲームをキープしたまま第1セットは進んだ。

ゲームカウント5-6で迎えた第12ゲームでフェデラーに0-30とリードされた錦織だが、ここから一気に追い上げてキープし、第1セットはタイブレークに突入した。

先にミニブレークに成功したのは錦織。ポイント2-1から2連続でミニブレークに成功し、ポイント4-1とした。少しミスの出始めたフェデラーに対しチャンスを与えない錦織はポイント6-1とセットポイントを握る。フェデラーにドロップショットを決められてポイント6-3とされると、続くプレーでミニブレークを1つ返されるが、最後をしっかりと決めて7-6(4)で第1セットを先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」第1戦で対戦中の錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)