「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)で初戦に臨む世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)。初戦では世界21位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。AP通信によれば、対戦を控え…

「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)で初戦に臨む世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)。初戦では世界21位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。

AP通信によれば、対戦を控えるフェデラーは「気分はいい」「先週の大会から、うまく回復できたと思う」と記者会見で語った。そう話すフェデラーは前週に地元の大会「ATP500 バーゼル」で2年連続、9回目の優勝。そして、キャリア通算99個目のタイトルを獲得した。

そして「ATP1000 パリ」でフェデラーは2011年に1度優勝している。また同大会には2015年以来、3年ぶりの出場となる。

フェデラーは「練習するよりも試合をしたほうがいいと感じている」「ロンドンまでに健康を損ねるようなリスクを冒さない限りは。それも重要なことだ」と、ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」についても触れた。

「ATP1000 パリ」には前週の「ATP500 バーゼル」に続いて出場となるフェデラー。そのことについては「最近は2大会、3大会続けて出場することはめったにない。だから初戦をプレーして、5試合連続で勝つのは、この(選手の)顔ぶれでは非常に難しい」と分析。「ベスト4に近づければ、それも素晴らしいことだと思う」とも語った。

ツアー通算100個目のタイトル目前のフェデラー。初戦では過去11勝3敗のラオニッチとの対戦となったがどの様な試合を見せてくれるか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バーゼル」でのフェデラー

(photo by David Emm/Action Plus via Getty Images)