「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で第10シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界46位のアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦。第1セットは7-5で錦織が…

「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月29日~11月4日/室内ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で第10シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界46位のアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦。第1セットは7-5で錦織が先取した。

両者は今回が初の対戦となる。対戦相手のマナリノは今シーズン、3月にキャリア最高となる世界22位を記録。また「ATP250 アンタルヤ」「クレムリン・カップ」で準優勝を収めている。

錦織はシーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ロンドンで現在9位。出場権をかけてジョン・イズナー(アメリカ)、ドミニク・ティーム(オーストリア)と熾烈な争いを繰り広げている。最終戦出場はもちろん、今大会の優勝にも向けて2回戦を勝利で飾ることができるのか、期待がかかる。

コイントスで勝った錦織がレシーブを選択し、第1セットが始まった。序盤からデュースまでもつれるものの、お互いにブレークポイントを握ることなくキープの展開が続いた。

その拮抗した流れは終盤まで続き、第10ゲームを終えた時点でゲームカウント5-5となった。

そして第11ゲームで錦織がデュースの末にこの試合初となるブレークポイントを握る。このチャンスに錦織はマナリノをクロスに振ってオープンコートを作り、ウィナーを決めてブレークに成功する。

サービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームでも錦織はマナリノにチャンスを与えずにキープ。数少ないチャンスをものにした錦織が第1セットを7-5で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」3回戦での錦織圭

(Photo by Elsa/Getty Images)