今年の学生日本一を決める全日本大学総合選手権・個人の部(全日学)が開幕した。明大からはシングルス16名、ダブルス6組が出場。ダブルスは渡辺裕介主将(商4=明徳義塾)・龍崎東寅(商2=帝京)組のベスト8が最高となった。シングルスは、4選手が…

 今年の学生日本一を決める全日本大学総合選手権・個人の部(全日学)が開幕した。明大からはシングルス16名、ダブルス6組が出場。ダブルスは渡辺裕介主将(商4=明徳義塾)・龍崎東寅(商2=帝京)組のベスト8が最高となった。シングルスは、4選手がベスト16(ランク)入りを果たし、最終日に頂点を狙う。

◆10・26~28 全日本大学総合選手権・個人の部(ベイコム総合体育館)

▼男子ダブルス

渡辺裕・龍崎組――ベスト8

出雲・沼村組――4回戦敗退

稲津・鎌田組、菅沼・西組――3回戦敗退

大畑・竹﨑組、佐藤・森川組――2回戦敗退

▼男子シングルス

 酒井、遠藤、龍崎、出雲――5回戦進出

 渡辺裕、沼村――4回戦敗退

 西――3回戦敗退

 大野、菅沼、竹﨑、林――2回戦敗退

 大畑――1回戦敗退

 遠藤竜馬(政経2=野田学園)が初のランク入りを決めた。4回戦の相手は神京夏(愛知工大)。ここまで3試合ストレート勝ちの勢いそのままに、2ゲームを連取する。その後は、一進一退の攻防になるも「思い切ってやったことが良かった」。強烈な両ハンドを打ち分け、流れを渡さない。追いすがる相手を「ラリー戦で勝てた」とポイントを重ね、ゲームカウント4―2で勝利を収めた。今大会はノーシードからの出場となった遠藤。攻めの卓球が光り、存在感を見せている。5回戦の相手は渡辺主将を破った一ノ瀬拓巳(中大)。「まずはベスト8を目指して頑張りたい」。主将の分まで、ここで終わるわけにはいかない。

 激闘となったランク決定戦を勝ち抜き、酒井明日翔(政経4=帝京)、遠藤、龍崎、出雲卓斗(政経1=遊学館)の4名がランク入りを果たした。ダブルスは最高成績がベスト8に終わっただけに「しっかりメダルを取りたい」(龍崎)。明大勢シングルス5連覇中の今大会。強敵ぞろいの頂上決戦を勝ち抜き、今年も優勝杯をつかんでみせる。

[福永智隆]