「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(シンガポール/10月21~28日/室内ハードコート)の「レッドグループ」で2連敗となった大坂なおみ(日本/日清食品)。グループステージ敗退の危機に陥ったが、第3戦で決勝トーナメント進出へ…

「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(シンガポール/10月21~28日/室内ハードコート)の「レッドグループ」で2連敗となった大坂なおみ(日本/日清食品)。グループステージ敗退の危機に陥ったが、第3戦で決勝トーナメント進出への望みをかける。

WTA公式サイトによれば、試合後の記者会見で大坂は「私は完璧主義者です。自分自身に大きな期待をしています。他の人も、私に大きな期待を寄せているように感じます」と話した。

続けて「私がひどく勝ちを望んでいる時は、感情的になり始めているしほとんど自分をコントロールできていません。 いつも勝てる時は自分をコントロールできている時なので、その部分をより良くしようとしています」とメンタル面について課題を語った。

そして第2戦のケルバー戦、アンフォーストエラーが重なった事については「なぜか、コートでストロークやサービスのタイミングがつかめない。だから、ちょっと変な感覚です」と違和感を打ち明けた。

大坂は26日に行われる「レッドグループ」第3戦で、世界9位キキ・バーテンズ(オランダ)との対戦に臨む。両者は過去1度だけ対戦していて、その時は大坂がストレートで勝利している。

バーテンズ戦に向けて大坂は「ここでプレーしていて楽しい事がたくさんありますし、それは非常に難しい事だと分かっています。時にちょっと気まぐれになることもあります。しかし私は全面的に考えて、きっと楽しんでくると思います」と語った。

「誰しも小さい頃試合をしていて、世界の最高の選手たちと対戦するという夢を持っていると思います。そしてこの大会は私にその機会を与えてくれていると思います」

様々なプレッシャーが大坂にかかっているであろう状況だが、第3戦では「全米オープン」で見せくれたような力強いプレーを期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」での大坂なおみ

(Photo by Fred Lee/Getty Images)