大坂なおみ(日本/日清食品)が現地の10月22日、「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(シンガポール/10月21~28日/室内ハードコート)グループステージ初戦で、世界ランキング6位のスローン・スティーブンス(アメリカ)と対…

大坂なおみ(日本/日清食品)が現地の10月22日、「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(シンガポール/10月21~28日/室内ハードコート)グループステージ初戦で、世界ランキング6位のスローン・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。試合は日本時間22日20時30分に開始予定。

WTAファイナルズ初出場の大坂は現在世界ランキング4位。今シーズンは、3月の「BNPパリバ・オープン」で自身初のツアー優勝、「全米オープン」では見事日本人初のグランドスラムシングルス優勝を果たした。また、直近の「チャイナ・オープン」ではベスト4進出。

一方、大坂と同じくWTAファイナルズ初出場のスティーブンスは、今シーズン3月の「マイアミ・オープン」でキャリア通算6個目のタイトルを獲得。「全仏オープン」では準優勝、「全米オープン」ではベスト8入りを果たしている。

両者は2016年に1度だけ対戦しており、その時は大坂が敗れていた。当時、大坂は世界ランキング114位、スティーブンスは24位。

大坂はWTAファイナルズに向けて「圧倒されたくないと思っています」「その瞬間まで、どう感じるかは誰もわかりません。ただ良いプレーができて、神経質になることがないようにとだけ願っています。大丈夫だとは思っているのですが、それも全てプロセスの一部だと感じています」と話している。

プレーのみならずメンタルの面でも成長した大坂。今シーズン最後の大舞台でどのようなプレーを見せるか注目だ。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定。◇   ◇   ◇

■「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」のルール

1年の終わりに年間獲得ポイントの高い上位8人が出場。4人ずつ「レッドグループ」「ホワイトグループ」の2つに分かれて総当たりで戦うグループステージを行い、上位2人ずつが決勝トーナメントに進む。

■レッドグループ

[1]アンジェリック・ケルバー(ドイツ)

[3]大坂なおみ(日本/日清食品)

[5]スローン・スティーブンス(アメリカ)

[8]キキ・バーテンズ(オランダ)

■ホワイトグループ

[2]カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)

[4]ペトラ・クビトバ(チェコ)

[6]エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)

[7]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」での大坂なおみ

(Photo by VCG/VCG via Getty Images)