錦織圭(日本/日清食品)が出場を予定している「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)のドロー表が発表された。錦織は第5シードで出場し、1回戦で世界ランキング45位のフランシス・ティアフォー(…

錦織圭(日本/日清食品)が出場を予定している「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)のドロー表が発表された。錦織は第5シードで出場し、1回戦で世界ランキング45位のフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦予定。

2018年1月、右手首故障によるツアー離脱から約5ヶ月ぶりに復帰した錦織。現在は世界ランキング11位で、今季タイトル獲得はまだないものの「ATP1000 モンテカルロ」で準優勝、「ウィンブルドン」でベスト8、「全米オープン」ではベスト4進出。また、日本で開催された「楽天ジャパンオープン」では準優勝を果たした。

対戦相手のティアフォーは20歳で、次世代エース候補として注目されている「ネクストジェン」の一人。2月の「デルレイビーチ・オープン」では自身初のツアータイトルを獲得している。錦織とティアフォーは今回が初対戦となる。

錦織と他のシード選手が順当に勝ち上がった場合、準々決勝で第1シードの地元ドミニク・ティーム(オーストリア)と、準決勝で第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と、決勝で第2シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する可能性がある。

なお、シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ロンドンでは、錦織は現在9位。しかし、10位のジョン・イズナー(アメリカ)が現在行われている「イントゥルム・ストックホルム・オープン」で準決勝進出を果たし、10月22日発表予定の最新ランキングで錦織は10位に後退する見通しだ。

世界ランキングトップ10復帰、そして「Nitto ATPファイナルズ」出場権獲得を目指す錦織。「ATP500 ウィーン」での上位進出に期待がかかる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」での錦織

(Photo by Fred Lee/Getty Images)