大坂なおみ(日本/日清食品)が初出場のツアー最終戦「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(シンガポール/10月21~28日/室内ハードコート)。そのシングルスの組み合わせが発表された。同大会には、1年の終わりに年間獲得ポイント…

大坂なおみ(日本/日清食品)が初出場のツアー最終戦「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(シンガポール/10月21~28日/室内ハードコート)。そのシングルスの組み合わせが発表された。

同大会には、1年の終わりに年間獲得ポイントの高い上位8人が出場。4人ずつのグループに分かれリーグ戦を行い、上位2人ずつが決勝トーナメントに進むというルールだ。それぞれのグループのメンバーは次の通り。

■レッドグループ

[1]アンジェリック・ケルバー(ドイツ):世界ランキング(シングルス)3位

[3]大坂なおみ(日本/日清食品):世界4位

[5]スローン・スティーブンス(アメリカ):世界8位

[8]キキ・バーテンズ(オランダ):世界10位

■ホワイトグループ

[2]カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク):世界2位

[4]ペトラ・クビトバ(チェコ):世界7位

[6]エリナ・スビトリーナ(ウクライナ):世界6位

[7]カロリーナ・プリスコバ(チェコ):世界5位

前年はウォズニアッキが、現在世界22位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)をストレートで破って初優勝を飾っていた。

そして、今大会1日目はホワイトグループでクビトバがスビトリーナと、ウォズニアッキはプリスコバと対戦。大会2日目にはレッドグループでケルバーがバーテンズと、大坂は過去0勝1敗の相手で世界8位のスティーブンスと、それぞれ初戦で対戦することになった。

同大会に日本人女子として伊達公子さん、杉山愛さんに次いで史上3人目の最終戦出場を決めた大坂。今シーズン世界ランキング68位でスタートし、3月の「BNPパリバ・オープン」で自身初のツアー優勝。記憶に新しい「全米オープン」では、見事日本人初のグランドスラムシングルス優勝という快挙を成し遂げた。

また、10月15日のランキング更新ではキャリア最高となる世界4位に付けている大坂。初出場となる同大会で好スタートを切れるか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」初出場となる大坂なおみ(右から3番目)

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)