見事故障から完全復活を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア)。Tennis World USAによれば数々の名勝負を繰り広げてきた、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)とのライバル関係について「僕らは常にお互いに…

見事故障から完全復活を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア)。Tennis World USAによれば数々の名勝負を繰り広げてきた、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)とのライバル関係について「僕らは常にお互いに対して、大いに敬意を抱いてきた」と語った。

ジョコビッチは「テニスはスポーツの非常に良い面を表している」「他のスポーツに目を転じると、一般的に一番の強敵である最大のライバルが互いにこれほど尊敬し合い、評価し合っていると言えるスポーツはあまり多くないと思う」と話す。

そして「それが、僕らが男子テニスから発信している非常に強いメッセージだ。とても大切でいいことだ。コート上でもコートの外でも、僕は最大のライバル達から多くを学んできた。ナダルとフェデラー、彼らは偉大なチャンピオンだ」と語る。

続けて「僕らは常にお互いに対して、大いに敬意を抱いてきた。もちろん僕らはライバルだし、相手に勝ちたいと思いタイトルを狙って多くの試合を戦っているが、最終的にはこれはスポーツに過ぎない」と語った。

現在世界ランキングでトップ3を占めるナダル、ジョコビッチ、フェデラーの3人。今後もライバル関係から目が離せない。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」でのジョコビッチ

(Photo by Fred Lee/Getty Images)