インカレ出場選手を決める関東学生選手権。男子フルーレ団体は1戦目の青学大戦では21対45で快勝するも、続く強豪・早大に4点差で敗退するもインカレ出場権を獲得。個人では岸貴範(政経4=埼玉栄)が2回戦を突破し、こちらも出場を決めた。◆10・1…

インカレ出場選手を決める関東学生選手権。男子フルーレ団体は1戦目の青学大戦では21対45で快勝するも、続く強豪・早大に4点差で敗退するもインカレ出場権を獲得。個人では岸貴範(政経4=埼玉栄)が2回戦を突破し、こちらも出場を決めた。

1017192425 第70回関東学生選手権(駒沢体育館)
▼男子フルーレ団体 明大――ベスト8
▼男子フルーレ個人 岸――3回戦敗退、中村、村元、荒金――2回戦敗退、久米――1回戦敗退

<男子フルーレ団体> 

勝利まであと一歩だった。2戦目の相手は春季に勝利した早大。シーソーゲームが続くも、5セット目でリードを許してしまう。25-29で迎えた6セット目、チーム最年少の村本友大(政経2=埼玉栄)の番に。「思い切りやれと指示したら、その通りにのびのびとやってくれた」(長尾康司監督)と怒涛(どとう)の5連続得点。相手を圧倒し逆転に成功。しかし、「勝利の女神が微笑まなかった」(長尾監督)。早大の猛反撃を受け、再び逆転される。続く岸もひっくり返せず、41-45で試合を終えた。

  

<男子フルーレ個人> 

 「もう一つずつ勝ってほしかった」(長尾康司監督)。出場選手のほとんどが昨年度の同大会から成績を一つずつ下げる結果に終わった。男子フルーレ陣のエース・岸は3回戦で敗退。同じパターンの攻撃を繰り返してくる相手に対して「状況を変えられなかった。そこが自分の苦手なところ」(岸)と唇をかんだ。しかしインカレの出場権は獲得。弱点を克服し、最後の舞台でこの悔しさを晴らす。

  

[三ツ橋和希・内田朝]

  

試合後のコメント 

長尾監督

――今日の試合をふりかえっていかがでしたか。 

「敗因は2番目の子が直前にアクシデントができて、リザーブの子が出てきて、ますます勝たなきゃ行けないなぁって思ったんですけど、結果だけ見て個人だけの試合を思い返してみると久米がマイナスが多かったですね。取られた点数も多かったからそのポイントの差が出ちゃったのかなと思います。」

――インカレについて意気込みをお願いします。 

「男子フルーレのインカレがありますので、関西の強豪校が入ってきて戦うわけですが、確実に勝って、組み合わせで早稲田に当たったらそこでは勝ちたいと思っています。」 

  

 

――個人戦での敗因はありますか。 

「昨日はトーナメントで負けた相手に対しては、ずっと同じような攻撃をずっとされちゃっていて、それに対して耐えきれなくて。そこが自分の苦手なところで。状況を変えようと思っても変えられないというか。そこが対策して、相手の技に対する苦手意識を克服できなかったです。」