「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界415位のウー・イービン(中国)を3-6、6-0、6-3のフルセットで破り、3回戦へ進出した…

「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界415位のウー・イービン(中国)を3-6、6-0、6-3のフルセットで破り、3回戦へ進出した。その錦織が試合後のインタビューに答えた。

試合を振り返って錦織は「第1セットを落としたときには正直焦りました。でも彼のレベルがすごく高すぎたとは少し感じていて、いつかそれが落ちてくるのではと思っていました。プラスして自分のボールが少し浅くなって攻められていたので、その辺を修正しながら自分のプレーを心がけていました。また、彼のプレーの荒さも出てくると思っていたので、自分の中でしっかり意識しながらやっていました」と答えた。

また、ウー対策としては「彼のリターンが良かったので、なるべく彼の良いところでは打たせないように意識していました。第2セット目からは浅いボールはなるべく自分から攻めるというのは特に意識していました」と語った。

次戦以降については「第1セットを落としましたが、自分の中で良いテニスはできていたと思います。少し修正すればチャンスはあると思ってやっていました。テニス自体はすごく良い感覚があるので、この調子で今週最後までしっかり頑張っていきます」と述べた。

次戦はテイラー・フリッツ(アメリカ)を破って勝ち上がったサム・クエリー(アメリカ)と対戦する。両者は過去に9回対戦しており、錦織の5勝4敗。クエリーとの3回戦は日本時間で明日11日の18時に開始予定。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」2回戦での錦織

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)