イギリスのスポーツ専門チャンネルであるsky sportsのインタビューで、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)がテニスにおける男女の賞金について話した。マレーは、男女の賞金について「ATPとWTAの間には違いがあるものの、テ…

イギリスのスポーツ専門チャンネルであるsky sportsのインタビューで、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)がテニスにおける男女の賞金について話した。

マレーは、男女の賞金について「ATPとWTAの間には違いがあるものの、テニスというスポーツ全体では、グランドスラムで賞金を同額にすることに成功した」と話し、続けて「テニスは他のグローバルなスポーツと比べ、主要な大会で賞金を同額にすることに関して素晴らしい仕事をしている」と話す。

マレーが話す通り、グランドスラムの全4大会において2007年以降は男女同額となっている。

一方で、マレーは全ての大会で平等にすることの難しさも語る。「他のトーナメントでは平等になっているわけではないが、2つの別々の組織が運営しているので全て同じにするのは非常に難しい。例えば、ワシントンのトーナメント(シティ・オープン)は男女がプレーするが、ツアー獲得ポイントの面で、男子の方が女子よりも規模の大きな大会だ」と語った。

最後は「僕には娘が2人いるが、もし娘達がテニスをすることになったら、男子と同じ条件でプレーするチャンスを手にしてほしいと思う」と締めくくった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのマレー

(Photo by Steven Ryan/Getty Images)