「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会8日目、女子シングルス準決勝で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界ランキング20位のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)と対戦。大坂は第1セットを4-…

「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会8日目、女子シングルス準決勝で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界ランキング20位のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)と対戦。大坂は第1セットを4-6でセバストワに奪われた。

両者は過去に2回対戦しており、1勝1敗。セバストワはキャリア通算3個のタイトルを獲得しており、今シーズン「全米オープン」ではベスト4進出という強敵。「次戦も準々決勝のように素晴らしい選手との対戦なので、もちろん良いプレーをする必要があります。勢いを保っていけたらと思います」と話していた大坂だが、準々決勝の序盤のように乱れず、落ち着いて勝利をつかむことができるのか、注目される。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。両者キープで迎えた第3ゲームで大坂は15-40とピンチに陥るがデュースに持ち込む。セバストワにそこでもアドバンテージを奪われたが落ち着いてキープし、合計3本のブレークポイントをすべてしのいだ。

大坂は第6ゲームでデュースまで追い上げて粘り、チャンスをうかがう。4、5度目のデュースでアドバンテージを奪ったが、ともにしのがれてしまう。そして6度目のデュースでセバストワにアドバンテージを奪われた大坂は、ネットに出てボレーを決めようとするがショットがコードにかかって大きくアウトとなり、ブレークすることはできなかった。

すると続く第7ゲームでセバストワにデュースに持ち込まれてアドバンテージを奪われた大坂は、積極的にポイントを奪おうとするがフォアハンドがサイドアウトとなり、ブレークを喫してゲームカウント3-4とされてしまう。

第9ゲームでチャンスを作ることができなかった大坂は、セバストワのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでもポイントを重ねることができずに第1セットを4-6で落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」準々決勝での大坂

(Photo by Di Yin/Getty Images)