錦織圭(日本/日清食品)が10月5日、「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。試合は18時に開始予定。20歳で世界ランキング…

錦織圭(日本/日清食品)が10月5日、「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。試合は18時に開始予定。

20歳で世界ランキング15位のチチパスは、同大会2年連続の出場。2017年に出場した時の世界ランキングは115位で、予選を勝ち上がったものの本戦1回戦で敗退していた。ランキングを100上げて臨んでいる今大会2回戦では、19歳で世界ランキング38位のアレックス・デミノー(オーストラリア)との若手対決を制しベスト8進出を決めた。

一方、世界ランキング12位の錦織は今大会第3シードで出場し、4年ぶり3度目の優勝を目指す。今大会1回戦で同胞の杉田祐一(日本/三菱電機)に、2回戦で難敵ブノワ・ペール(フランス)にどちらもストレートで勝利し、3年ぶりのベスト8進出を果たした。

錦織とチチパスは今回が初対戦。チチパスは2回戦の後、錦織との対戦について「ケイとの試合は間違いなくタフマッチになります。彼のホームコートですからやる気満々でしょう。しっかり準備をして望みます。ポイントを取る確率の高いテニスをしながらチャンスを伺って、今日より早い段階で活かしたいです」と話している。

錦織は「ポジティブな気持ちで今週ずっといられれば、いいテニスは自然と出てくると思うので、思い切ってどの試合もやっていきたいと思います」と2回戦の後、改めて今大会への意気込みを語った。期待の若手チチパスと日本のエース錦織がどのような試合展開を見せるか注目だ。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」1回戦での錦織