「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)大会4日目、男子シングルス2回戦で第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦。チチパスが6-3、5-7、6-1で勝利し…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)大会4日目、男子シングルス2回戦で第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦。チチパスが6-3、5-7、6-1で勝利しベスト8へ進出した。試合時間は2時間21分。

この試合の結果により、錦織圭(日本/日清食品)の準々決勝の相手はチチパスに決まった。錦織とチチパスは今回が初対戦となる。

20歳で世界15位のチチパスと19歳で世界38位のデミノーによる期待の若手同士の対決は、一進一退の見応えのある展開になった。

試合序盤では先にデミノーにブレークを許すものの、チチパスがすぐに返すと逆転し第1セットを先取。第2セットも勢いのままチチパスがブレーク先行し優位に進めるも、サービング・フォー・ザ・マッチの土壇場でブレークバックされると逆転を許しセットカウントは1-1に。チチパスにとっては嫌な流れになりかけたが、それでも第3セットでは流れを再度引き戻し6ゲームを連取して勝利を掴んだ。

試合後のオンコートインタビューでチチパスは明日戦う錦織について「ケイとの試合は間違いなくタフマッチになります。彼のホームコートですからやる気満々でしょう。しっかり準備をして望みます。ポイントを取る確率の高いテニスをしながらチャンスを伺って、今日より早い段階で活かしたいです」と話している。

錦織とチチパスの準々決勝は明日5日の18時に開始される予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」1回戦のときのチチパス

(Photo by Matt Roberts/Getty Images)