「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で第3シードの錦織圭(日本/日清食品)がブノワ・ペール(フランス)を6-3、7-5のストレートで破りベスト8へ進出した。その錦織が試合…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で第3シードの錦織圭(日本/日清食品)がブノワ・ペール(フランス)を6-3、7-5のストレートで破りベスト8へ進出した。その錦織が試合後のオンコートインタビューに答えた。

試合を振り返って錦織は「出だしはむちゃくちゃ良かったですね。試合の入りはすごく良かったですが、第2セットから少しアップダウンがありました。危ない場面もありましたが、集中力を保って最後までプレーできたと思います」と語った。

対戦相手となったペールについては「なるべく彼の好きなプレーをさせないように。バックは強烈なものを持っているので、なるべくボールを散らしてプレーするように意識していました」と述べた。

また「良いときはすごく振り切って自分のアグレッシブな良いプレーができていました。第2セットもなるべくその気持ちは欠かさないように意識していました」「我慢すべきポイントは結構ありました。第2セットは少し慎重になった場面もありましたが、思い切ってプレーしたときが一番自分らしいプレーが出るので、次からも心がけていきたいです」と、自分らしいプレーができたことについて語った。

そして最後に「ベスト8なので、ここからさらにギアをあげて明後日、また頑張ります」と次戦への抱負を述べた。

錦織の次戦の相手は、明日行われる第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)とアレックス・デミノー(オーストラリア)の勝者となる。いずれも20歳、19歳という若さながら、めきめきと実力を付けている選手。錦織は両者ともにこれが初対戦となる。同大会4年ぶり、3度目の優勝に向けて期待がかかる。(テニスデイリー編集部)※写真は「楽天ジャパンオープン」2回戦のときの錦織