「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)がブノワ・ペール(フランス)と対戦。第1セットは6-3で錦織が先取した。両者は過去に6回対戦し…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)がブノワ・ペール(フランス)と対戦。第1セットは6-3で錦織が先取した。

両者は過去に6回対戦しており、錦織の4勝2敗。直近の対戦は今年の「全仏オープン」2回戦で、そのときはフルセットの末に錦織が勝利している。2015年の「楽天ジャパンオープン」で対戦した時は錦織が敗れていたが、今回雪辱を果たし、ベスト8に勝ち上がることができるのか、注目される。

第1セットは錦織のサービスゲームで始まった。第1ゲームをキープした錦織は、第2ゲームで15-40とブレークポイントを握った。そこでペールが焦りからかダブルフォルトをしてしまい、錦織がブレークに成功する。そして第3ゲームもラブゲームでキープし、試合開始からわずか8分あまりで3ゲームを連取した。

さらに勢いに乗る錦織は第4ゲームでもブレークに成功。第5ゲームではリターンの良くなってきたペールにデュースに持ち込まれたが粘ってキープし、ペールにチャンスを与えない。

ゲームカウント5-0と大きなリードで迎えた第6ゲームでも錦織は攻撃の手を緩めず、デュースの末にセットポイントを握った。しかしここをしのがれてキープされてしまうと、錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームで15-40とこの試合初のピンチを迎えてしまう。なんとかしのぎたいところだが、ブレークを喫してしまい、ゲームカウント5-2とされてしまった。

第8ゲームではペールの好サーブによってラブゲームでキープされてしまった錦織だが、続く第9ゲームが再び錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなる。調子を上げてきたペールに対し、錦織は攻撃的なフォアハンドを連打してキープし、第1セットを6-3で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」2回戦で対戦中の錦織