「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会3日目、女子シングルス1回戦で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界91位のザリナ・ディアス(カザフスタン)と対戦。第1セットは6-4で大坂が先取した。…

「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)の大会3日目、女子シングルス1回戦で第8シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界91位のザリナ・ディアス(カザフスタン)と対戦。第1セットは6-4で大坂が先取した。

両者は5月の「全仏オープン」で1度対戦しており、その時は大坂がストレートで勝利している。大坂は当初、世界18位のマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦予定だったが、その後第16シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)の棄権によりドローが変更。ディアスと対戦することになった。直前の「武漢オープン」はウイルス疾患のため欠場していた大坂が、元気な姿を見せて快勝を挙げてくれることに期待したい。

第1セットはディアスのサービスゲームからスタート。大坂は第1ゲームで30-40といきなりのチャンスをつかんだが、ここはディアスにしのがれる。大坂は第2、第4ゲームではデュースに持ち込まれるも、いずれもブレークポイントを与えることなくキープし、序盤からお互いにキープが続く展開となった。

そして第9ゲームでついに大坂が30-40とこの試合2本目となるブレークポイントを握ると、ディアスが大坂のショットをリターンすることができず、大坂がブレークに成功して1ブレークアップとした。

続く第10ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・セットとなったが、ここでディアスに30-40とブレークポイントを握られる。それでも大坂はラリーの末にこのピンチをしのいでキープし、第1セットを6-4で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」での大坂

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)