「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が杉田祐一(日本/三菱電機)を6-4、6-1のストレートで破った。勝利した錦織は、2回戦で世界6…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第3シードの錦織圭(日本/日清食品)が杉田祐一(日本/三菱電機)を6-4、6-1のストレートで破った。勝利した錦織は、2回戦で世界63位ブノワ・ペール(フランス)と対戦する予定だ。

錦織は試合後の記者会見で「自分でもびっくりするぐらい身体が重かった。2年ぶりの日本だった事、いいプレーをしたかったって思いもあるし、相手が杉田選手っていうのも色々は理由はあったと思いますが。久々に感じたすごい緊張感がありました」 と試合を振り返った。

そして「友達と勝ち負けをつけたくないっていうのは、スポーツ選手らしくはないですけど、正直そこはちょっとありますね。もちろん私情とかは関係ないですけど、やっぱり同じ日本人と対決する時は色んな思いがありますね」と同胞と対戦する難しさを語った。

また、記者会見では日本人選手の活躍を喜ぶコメントも。「ATP250 深セン」で優勝を飾り、日本人男子5人目のATPツアー優勝となった西岡良仁(日本/ミキハウス)について「よっしーに関しては、怪我から復帰して初めて250で優勝している。怪我から復帰して強くなって帰ってくるっていうのが何よりも嬉しいことだし。すごく嬉しいですね、同じ日本人として」と話した。

試合後のオンコートインタビューでは今大会について「なるべく後半までいれるように、徐々にテニスのレベルも上げていきたいです。しっかり調整して、優勝目指して頑張ります」と抱負を語った錦織。優勝を目指して、更なる勝ち上がりに期待だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」での錦織