「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)大会1日目、男子シングルス1回戦で、世界ランキング273位の綿貫陽介(日本/日清食品)が世界44位のロビン・ハッサ(オランダ)に6(7)-7、6-4、6-1で逆転勝利。…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1~7日/室内ハードコート)大会1日目、男子シングルス1回戦で、世界ランキング273位の綿貫陽介(日本/日清食品)が世界44位のロビン・ハッサ(オランダ)に6(7)-7、6-4、6-1で逆転勝利。試合時間は1時間59分だった。

綿貫は現在20歳。今大会は見事予選を勝ち上がり本戦出場を決めていた。また7月の「ATP500 ワシントンD.C.」で初めてツアー本戦に出場。その時は惜しくも1回戦で敗れていた。

試合は第1セット、お互い譲らずタイブレークに突入。タイブレークでは綿貫が惜しくも競り負けセットを奪われた。続く第2セット、綿貫は2度のブレークを奪われるも、自身は3度のブレークに成功しセットを奪い返す。

そして、両者セットカウント1-1で迎えた勝負の第3セット。綿貫は3度のブレークに成功し、最後まで反撃を許さず攻め切り逆転勝利。ツアー本戦初勝利となり、2回戦進出を果たした。

試合後の記者会見で綿貫は「前まではチャレンジして舞台で戦えることが嬉しかったが今年は違って、結果を出さないといけないという思いが強い。勝利して嬉しかったというより、良かったと感じている」と話した。

また、2回戦で世界20位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦することについては「テレビでしか見たことなくて分からないですけど、サーブが速いイメージがある」と話し、続けて「思いっきり勝ちにいく勢いでどうにかするしかない、チャンスはあってほしい」と話した。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」での綿貫陽介

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)