大坂なおみ(日本/日清食品)が出場予定である「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)、女子シングルスのドロー表が大会公式Twitterで発表された。大坂は第8シードで出場し、1回戦で世界ランキング18位のマ…

大坂なおみ(日本/日清食品)が出場予定である「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月29日~10月7日/ハードコート)、女子シングルスのドロー表が大会公式Twitterで発表された。大坂は第8シードで出場し、1回戦で世界ランキング18位のマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦予定だ。

キーズはキャリア通算3個のタイトルを獲得。今シーズンは「全豪オープン」でベスト8、「全仏オープン」「全米オープン」ではベスト4進出を果たしている。

一方、大坂は9月9日に幕を閉じた「全米オープン」で見事優勝を果たし、日本人初のグランドスラムシングルス優勝という快挙を成し遂げた。凱旋試合となった「東レ パン・パシフィック・オープン」では決勝でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に敗れたものの、準優勝を果たした。

大坂とキーズは過去4度対戦しており、大坂の1勝3敗。最後に対戦したのは記憶に新しい「全米オープン」準決勝で、大坂はその時13回ものブレークのピンチを凌いで、初めてキーズに勝利した。ESPNの記事では、その時の大坂に対する「次第に勢いを失うだろうと思っていたがそうはならなかった」「大きな大会の準決勝の場に立ったのは初めてのはずだが、とても印象的であり、彼女の功績を認めたい」というキーズのコメントを紹介していた。

大会公式Twitterによると大坂は「たぶん、今年の終わりには私が成し遂げたことを振り返ると思うが、今はこの大会に集中しています」と記者会見で語った。直前の「武漢オープン」はウイルス疾患のため欠場していた大坂。今大会ではまた元気にプレーする姿を見られることに期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」での大坂

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)