「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1日~10月7日/室内ハードコート)の開幕が直前に迫る中、昨年の勝者であるダビド・ゴファン(ベルギー)が出場を取り止めた。大会公式Twitterが明らかにした。「楽天ジャパンオープン」は、昨年まで…

「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/10月1日~10月7日/室内ハードコート)の開幕が直前に迫る中、昨年の勝者であるダビド・ゴファン(ベルギー)が出場を取り止めた。大会公式Twitterが明らかにした。

「楽天ジャパンオープン」は、昨年まで「有明コロシアム」で行われていたが、現在改装中のため、今年は東京都調布市にある「武蔵野の森総合 スポーツプラザ」で開催される予定だ。錦織圭(日本/日清食品)やケビン・アンダーソン(南アフリカ)、マリン・チリッチ(クロアチア)も出場する。

ゴファンは昨年、同大会の決勝戦でアドリアン・マナリノ(フランス)を6-3、7-5で破ってタイトルを獲得。ゴファンが昨季4つ目のタイトルとして、優勝を飾っていた。

ただ、ゴファンは今回の大会を欠場。同大会のTwitterアカウントは「ダビド・ゴファン選手が怪我により欠場となりました」と同選手の棄権を伝えた。

ゴファンは現在行われている「ATP250 深セン」の2回戦で元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)に挑み、5度のブレークを喫して3-6、4-6で敗退。

試合後にマレーは「ダビドが先月来、肩の影響でサーブで苦しんでいることは知っていた。そのためリターンを数多く返球し、大きなプレッシャーをかけられた」と話しており、ゴファンの不調を指摘していた。

今回、昨年の優勝者不在の大会になることが決まったが、錦織らが代わりに熱い試合を繰り広げてくれることを期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのゴファン

(Photo by Julian Finney/Getty Images)