元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)が、「ATP250 深セン」(中国・深セン/9月24~30日/ハードコート)と10月に行われる「ATP500 北京」(中国・北京/10月1~7日/ハードコート)で2018年シーズンを終了する…

元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)が、「ATP250 深セン」(中国・深セン/9月24~30日/ハードコート)と10月に行われる「ATP500 北京」(中国・北京/10月1~7日/ハードコート)で2018年シーズンを終了することを発表した。

マレーは自身のfacebookアカウントで「チームとも話し合って、2019年シーズンを万全の態勢で迎えるため、また大きな大会で優勝を争えるようになるために、じっくりトレーニングをしてコンディションを整える時間を取らなければならないということになりました」と動画を投稿した。

マレーは2017年の「ウィンブルドン」以降、右臀部の怪我によりツアーを離脱。2018年6月にツアー復帰し、現在は世界ランキング311位(ランキングは9月24日時点)だ。

復帰後の状態について「復帰してしばらく経ちますが、そうですね、ほとんど変わりはありません」「深センに向けてたくさんプレーをしてきましたが、自分の期待するレベルまではまだ戻っていないという意味では、同じような状況です。それでも週を追うごとに良くなってきています。いいテニスをして、1つでも多く勝ちたいです」と語った。

また自身のトップレベルの時と比べて「肉体的には85%、あるいは90%といったところだと思います」「試合や大会に参加して、調子のいい時にはもっとトレーニングの時間を作って、コート上で練習をしなければいけません」と話し「今年はこれまで、練習をして、いくつか大会に出て、休んで、リハビリをして、といった感じできている。『全米オープン』が終わってからの2週間もボールを打たず、たくさんトレーニングとコンディショニングに取り組みました」とマレーは近況を明かした。

マレーは現在行われている「ATP250 深セン」にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場し、1回戦では同じくワイルドカードの世界ランキング340位のZhizhen Zhang(中国)と対戦予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」の時のマレー

(Photo by Julian Finney/Getty Images)