現地の9月22日、「サンクトペテルブルク・オープン」(ロシア・サンクトペテルブルク/9月17~23日/室内ハードコート)大会6日目。男子シングルス準決勝で、元世界3位のスタン・ワウリンカ(スイス)がマルティン・クーリザン(スロバキア)に6-…
現地の9月22日、「サンクトペテルブルク・オープン」(ロシア・サンクトペテルブルク/9月17~23日/室内ハードコート)大会6日目。男子シングルス準決勝で、元世界3位のスタン・ワウリンカ(スイス)がマルティン・クーリザン(スロバキア)に6-4、3-6、5-7で敗れた。試合時間は2時間16分。
ワウリンカは現在世界ランキング88位で、今大会はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場。2017年以来膝の故障でツアーを度々離脱。2018年6月には世界ランキングを263位に落としていたが、徐々に上げてきており復活への道を歩んでいるところだ。今大会はすべてストレートで勝ち上がっていた。
対戦相手のクーリザンは世界ランキング65位。フォアハンドでクセのあるスピンボールを操り、広い守備範囲でカウンターショットを放つ選手だ。今大会、2回戦で第2シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)、準々決勝で第7シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を破っている。
試合は第1セット、ワウリンカはブレークポイントを握られることなく進めセットを先取。好スタートを切ったが、第2セットはブレークのチャンスを得るが活かせず。クーリザンに1度ブレークを許しセットを落とした。そして勝負の第3セット、ワウリンカは1度ブレークに成功するが、クーリザンに2度のブレークを許し準決勝で敗退となった。
ATP公式サイトによるとワウリンカは試合後「負けて残念だし失望している。しかし全体的にはいい大会だった。いくつか良い試合をした。今週のパフォーマンスは良かったしポジティブだったよ」と大会を振り返った。(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」でのワウリンカ
(Photo by Al Bello/Getty Images)