「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)の大会5日目、女子シングルス準々決勝で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界25位、第8シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)と対戦。第1セット…

「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)の大会5日目、女子シングルス準々決勝で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界25位、第8シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)と対戦。第1セットは6-3で大坂が先取した。

両者は過去に2回対戦しており、1勝1敗。直近の対戦は2017年の「ウィンブルドン」でその時は大坂が勝利している。昨日の試合後にストリコバは「日本は彼女のホームなので声援がすごくなるが、負けないように頑張りたい」と語っていた。一方の大坂も「彼女は闘志溢れる選手で、タフな試合になると思う」と語っていた。どちらが試合を制してベスト4に進出するのか、注目が集まる。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。立ち上がり、ファーストサーブが上手く決まらずに苦しむ大坂だが、デュースの末になんとかキープした。第2ゲームでストリコバからチャンスを作ることができない大坂だったが、第4ゲームでブレークに成功し、1ブレークアップとした。

第5ゲームをキープしてリードを保った大坂だが、第6ゲームではストリコバにチャンスを作らせてもらえず、リードを広げることができない。それどころか第7ゲームで30-40とピンチを迎えてしまった。大坂は我慢のラリーの末にデュースに持ち込むが、ストリコバの猛攻をしのぎきれずにブレークバックを喫してしまう。

続く第8ゲームで大坂は15-40と2本のブレークポイントを握ると、ここでストリコバがダブルフォルトをし、大坂が再びブレークに成功、ゲームカウント5-3とした。

そして迎えた第9ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・セットとなった。またもファーストサーブに苦しむ大坂だったが、なんとかキープし、第1セットを6-3で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」2回戦での大坂

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)