「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)の大会5日目、女子シングルス準々決勝で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界25位、第8シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)と対戦。6-3、6…

「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月17日~23日/ハードコート)の大会5日目、女子シングルス準々決勝で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界25位、第8シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)と対戦。6-3、6-4のストレートで大坂が勝利し、ベスト4進出を決めた。試合時間は1時間31分。

勝利した大坂は、この後に行われるカミラ・ジョルジ(イタリア)とビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と準決勝で対戦する。

第2セットはストリコバのサービスから。第2ゲームで30-40とブレークポイントを握られた大坂だが、ここはデュースに持ち込み、最後はサービスエースを決めてしのいだ。

お互いにキープして迎えた第5ゲーム、ストリコバの2本のダブルフォルトに乗じて大坂が30-40とチャンスを作る。そしてストリコバがまたしてもダブルフォルトをしてしまい、大坂が1ブレークアップ、ゲームカウント3-2とした。

第6ゲームをキープした大坂は、第7ゲームでデュースまで追い上げる。ここはブレークすることはできなかったが、続く第8ゲームをキープし、ゲームカウント5-3とした。

第9ゲームはストリコバにキープされたが、続く第10ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・マッチとなった。デュースとされるもここも落ち着いてキープした大坂が第2セットも6-4で連取し、勝利を決めた。

大坂はファーストサーブの成功率が50%程度となっており、ストリコバのトリッキーなプレーに翻弄される場面もあった。しかし、3度のブレークチャンスをすべてものにし、我慢のプレーで勝利をもぎ取り、ベスト4進出を果たした。(テニスデイリー編集部)

※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」準々決勝での大坂

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)