「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）で、日本人女子として初めてのグランドスラム決勝進出を果たした大坂なおみ（日本／日清食品）。「対戦することをいつも夢見ていました」と憧れのセレナ・ウイリアムズ（アメ…

「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）で、日本人女子として初めてのグランドスラム決勝進出を果たした大坂なおみ（日本／日清食品）。「対戦することをいつも夢見ていました」と憧れのセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）について話した。

「もちろん、ちょっと非現実的な感じがします」と話す大坂。「まだ小さかった頃ですら、グランドスラムの決勝でセレナと対戦することをいつも夢見ていました。それが実現してることが、とても嬉しいです」と喜びを語った。大坂は4回戦を終えた時にも「彼女とプレーできれば」と想いを話していた。

セレナと「全米オープン」決勝で対戦するという夢を、自らの手で叶えた大坂。「彼女との試合については、考えすぎないようにしたいから、マイアミで対戦した時よりも彼女がはるかにいい状態になってることについて、考えるつもりはありません」

そして「私はただ、コートに出てプレーするだけです。彼女が素晴らしい選手だということはもう分かっているので、彼女がもっといいプレーをしたとしても、しなかったとしても、びっくりしたくありません」と力強いコメントをした。

「毎日プレーするたびに、いつももっと上手くなりたいと思ってるような気がするので、自分の最高のレベルがどんなものなのか、よく分かりません」「それでも、今日（準決勝）は確かにすごくいいプレーをしたと思います」と話した大坂。

決勝でも大坂らしいプレーを見せてくれることに期待したい。（テニスデイリー編集部）

※写真は「全米オープン」で決勝進出を決めた大坂

(Photo by Mohammed Elshamy/Anadolu Agency/Getty Images)