「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会11日目、女子シングルス準決勝で第20シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第14シードのマディソン・キーズと対戦。第1セットは6-2で大坂が先取した。両者…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会11日目、女子シングルス準決勝で第20シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第14シードのマディソン・キーズと対戦。第1セットは6-2で大坂が先取した。

両者は過去に3回対戦しており、大坂の0勝3敗となっている。直近の対戦は今年の「全仏オープン」だが、記憶に残るのは初対戦となった2016年の「全米オープン」だ。そのとき大坂はセットカウントイーブンで迎えた第3セット、5-1とリードしていたにも関わらずセットを落として敗れていた。今大会、我慢と落ち着いたプレーで快勝を重ねてきた大坂が雪辱を果たし、日本人女子シングルス初となるグランドスラム決勝へ進出できるのか、期待がかかる。

第1セットはキーズのサービスゲームから始まった。序盤3ゲームはお互いにキープ。そして第4ゲームで大坂は0-40とされたが、このピンチを好サーブで切り抜けてデュースに持ち込み、ここもキープした。すると今度は第5ゲームで大坂が2本のブレークポイントを握った。1本はしのがれたが、続くプレーでキーズのショットがネットに掛かり、大坂がブレーク1つ先行した。

第6ゲームでキーズにデュースで粘られ、ブレークポイントを握られたが、大坂がなんとかしのぎ、リードを保つ。そして第7ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握った大坂は、落ち着いたプレーでここもブレークし、2ブレークアップとした。

そして続く第8ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・セットに。地元キーズが押されている状況に会場がざわつく中で0-30とポイントリードされたが、そこから挽回した大坂。デュースに持ち込まれるもここをキープし、第1セットを6-2で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」準決勝で対戦中の大坂

(Photo by Julian Finney/Getty Images)