現地の8月18日、「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会7日目。男子シングルス準決勝で、第10シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対…

現地の8月18日、「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会7日目。男子シングルス準決勝で、第10シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦。第1セットは6-4でジョコビッチが先取した。

グランドスラムに次ぐツアーレベルのATPマスターズ1000。2018年現在9大会あるATPマスターズ1000では、残りこの「ATP1000 シンシナティ」のみ優勝していないジョコビッチ。今大会で、史上初の「ゴールデン・マスターズ」(キャリアの中でATPマスターズ1000の9大会を全制覇)達成という偉業を目指す。

準決勝の相手チリッチとは今回が17回目の対戦で、過去の対戦成績はジョコビッチの14勝2敗。大きく勝ち越してはいるジョコビッチだが、現在は2連敗中で、今シーズン6月の「ATP500 ロンドン」決勝でもフルセットの末逆転負けを喫した。ジョコビッチとしては今回、その雪辱なるか。

試合はチリッチのサービスゲームから始まった。ジョコビッチは第3ゲームで早々とブレークに成功、次のゲームをキープし3-1とリードした。

ジョコビッチの3-2で迎えたサービスゲーム、徐々に相手のショットの鋭さが増してくるなか、ジョコビッチにダブルフォルトが。その次のポイントでは25秒以内にサービスを打たなかったとしてタイムバイオレーションを取られる場面も。しかし、それでもジョコビッチは何とかこのゲームを凌いだ。

ジョコビッチは5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・セット、一時30-40のピンチから1ブレーク差を守りきり第1セットを先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」準々決勝でのジョコビッチ

(Photo by Rob Carr/Getty Images)