現地の8月17日、「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会6日目。男子シングルス準々決勝で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が今大会ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のスタン…

現地の8月17日、「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会6日目。男子シングルス準々決勝で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が今大会ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。フェデラーが第1セットを6(2)-7で落とした。

前日の雨天順延の影響で、3回戦を勝ち上がったあと同日に準々決勝に臨むこととなったフェデラーとワウリンカ。スイス勢として同胞であり、友人でもある両者は今回が24回目の対戦、2017年3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」決勝以来約1年5ヶ月ぶりの顔合わせとなる。そのインディアンウェルズでのワウリンカの感動的なスピーチは、両者の良い関係性をうかがわせるものであった。なお、過去の対戦成績はフェデラーの20勝3敗だ。

試合はフェデラーのサービスゲームから始まった。フェデラーは立ち上がり、自身のサービスゲームは早々とキープすると、リターンゲームでもどんどんネット前に詰めてプレッシャーをかける作戦に出た。一方のワウリンカも深く鋭いショットで、そうはさせまいと対抗する。

フェデラーの3-2で迎えたリターンゲーム。15-40のブレークチャンスを得たが、そこから相手に4ポイント連取され、ここはブレークはならなかった。

フェデラーの6-5で迎えた第12ゲームにも15-40のチャンスがあったが、再びワウリンカに粘られ、第1セットはタイブレークに突入した。フェデラーはボレーをネットに引っ掛けてしまい、先に相手にミニブレークを許した。第1セットはそのままフェデラーが落とした。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」3回戦でのフェデラー

(Photo by Rob Carr/Getty Images)