8月8日(水)から17日(金)まで、大坂の靭テニスセンターと江坂テニスセンターで全日本ジュニア選手権が開催されました。最終日となる8月17日は、靭TCで男女の18歳以下の決勝が行なわれました。18歳以下女子シングルス決勝◆女子の18歳以下は…

8月8日(水)から17日(金)まで、大坂の靭テニスセンターと江坂テニスセンターで全日本ジュニア選手権が開催されました。最終日となる8月17日は、靭TCで男女の18歳以下の決勝が行なわれました。

18歳以下女子シングルス決勝

◆女子の18歳以下は第1シードの内藤祐希(TEAM YONEZAWA)が故障のため出場を取りやめ、第2シードの佐藤南帆(有明ジュニアTA)は3回戦で途中棄権しています。2人はグランドスラムジュニアにも出場している実力者であるため、この2人がドローから姿を消した時点で、多くの選手にチャンスが訪れることになりました。

そのチャンスをつかんで決勝の舞台に立ったのは、第7シードの坂詰姫野(TEAM YUKA)と、第13シードの小林ほの香(荏原SSC)。2人とも今大会での優勝経験はなく、初優勝を狙います。

2人とも緊張しながらスタートを切ります。先にリードしたのは小林でしたが、ブレーク合戦になり、第1セットはタイブレークの末、坂詰が取ります。第2セットに入っても2人ともサービスの調子が上がらずブレーク合戦が続きます。「相手のミスが多くなった」と言う小林が第2セットを取り、ファイナルセットへ。

坂詰は、「サービスを入れてラリーに持っていこう」と気持ちを切り替えて、ラリー勝負を仕掛けます。すると気持ちが吹っ切れたのか、ショットもどんどん入っていき、7-6(2)、3-6、6-1で初優勝を手にしました。「ただただ、うれしいです」と満面の笑みの坂詰。17歳で18歳以下を制しました。(©スマッシュ)

※写真は大会の様子

(©スマッシュ)