「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦での錦織圭(日本/日清食品)がスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。第1セットは4-6でワウリンカに先取されてしまった…

「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦での錦織圭(日本/日清食品)がスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。第1セットは4-6でワウリンカに先取されてしまった。

両者は過去に8回対戦しており、4勝4敗とイーブンになっている。直近の対戦は2017年の「ブリスベン国際」準決勝で、そのときは錦織がストレートで勝利しており、ハードコートのみの対戦に絞ると、錦織が4勝3敗と勝ち越している。「テニスの質を上げていきたい」と1回戦終了後に語った錦織が、元世界3位のワウリンカに対してどのようなプレーを見せるのか、期待がかかる。

コイントスに勝った錦織がサーブを選択して第1セットが始まった。お互いにキープして迎えた第4ゲームで錦織がブレークに成功し、試合を先行する形になった。

しかしゲームカウント4-2で迎えた第7ゲームで、ワウリンカに0-40とされてピンチを迎える。なんとかしのぎたいところだったが、ワウリンカにペースを奪われてしまい、ラブゲームでブレークバックされてしまった。

さらに第9ゲームでもワウリンカに0-40と3本のブレークポイントを握られてしまった。錦織はこのピンチを連続ポイントでしのいでデュースに持ち込むも、ワウリンカにブレークを喫し、1ブレークダウンとされてしまう。

そして続く第10ゲームがワウリンカのサービング・フォー・ザ・セットとなった。錦織はここでもワウリンカのペースに飲まれてしまい、40-0と3本のセットポイントを握られてしまった。ワウリンカのダブルフォルトによって40-15とすると、得意のドロップショットを繰り出してさらにポイントを重ねたが、最後はサービスエースを決められて第1セットを4-6で落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」1回戦のときの錦織圭

(Photo by Joe Robbins/Getty Images)