「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で錦織圭(日本/日清食品)がアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。第1セットは7-5で錦織が先取した。両者は今回が初…

「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月12~19日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で錦織圭(日本/日清食品)がアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。第1セットは7-5で錦織が先取した。

両者は今回が初の対戦となる。対戦相手のルブレフは現在20歳の期待の若手で、現在世界ランキング37位。8月27日から開催予定の「全米オープン」前最後の大きな大会で、世界ランキング23位の錦織がどの様な結果を残せるか、期待がかかる。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。第1ゲームをキープした錦織は、第2ゲームでブレークに成功すると、第3ゲームもキープして序盤3ゲームを連取した。

さらに錦織は第6ゲームで15-40と2本のブレークポイントを握る。しかしここはルブレフにキープされてしまい、ゲームカウント4-2となった。

しかし続く第7ゲームで錦織はダブルフォルトをしてしまい、30-40とブレークポイントを握られてしまった。ここをしのいでデュースに持ち込んだが、ファーストサーブが上手く決まらずにルブレフに粘られてしまう。そして6回のデュースの末になんとかここをキープし、ゲームカウント5-2とする。

そして1ブレークアップで迎えた第9ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなった。ここでもファーストサーブの成功率が悪く、一度はセットポイントを握ったもののデュースに追い込まれてしまう。錦織は再びセットポイントを握るもしのがれてしまい、そのままルブレフにブレークされてしまった。

しかしお互いにキープして迎えた第12ゲームで錦織は0-40と3本のセットポイントを握った。ここで錦織は落ち着いてラリーを制し、第1セットを7-5で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 トロント」のときの錦織圭

(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)