*写真は2018年世界卓球男子準々決勝の水谷隼(木下グループ)<ITTFワールドツアープラチナ・韓国オープン(大田)、2018年7月17日〜22日>20日、ワールドツアープラチナ韓国オープンは4日目を迎え、男子シングルスは一部でベスト8決定…

*写真は2018年世界卓球男子準々決勝の水谷隼(木下グループ)

<ITTFワールドツアープラチナ・韓国オープン(大田)、2018年7月17日〜22日>

20日、ワールドツアープラチナ韓国オープンは4日目を迎え、男子シングルスは一部でベスト8決定戦が始まった。ベスト8決定戦に登場した水谷隼(7月度世界ランキング13位・木下グループ)は世界ランキング4位のドイツのエース・オフチャロフと対戦し、ゲームカウント4-2で快勝。見事ベスト8に勝ち残った。

ドイツのドミトリー・オフチャロフは水谷隼が所属するロシアリーグのオレンブルグのチームメイトだ。世界ランキングは現在4位で、去年のワールドカップで“ドイツの皇帝”とも呼ばれる大ベテラン、ティモ・ボル(同2位)に勝利し優勝した他、去年のITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープン準決勝では現世界ランキング1位の樊振東(中国)を破るなど、世界トップクラスの強豪選手だ。

試合は序盤から水谷が台から離れず、高速卓球でオフチャロフを圧倒した。今回の試合では水谷のYGサーブ(逆横回転、左利きの選手のサービスでは時計回りの回転のサーブ)が効き、ラリーを優位に進めていた。最終ゲームでは今年6月のジャパンオープンを「連戦による疲弊」で欠場し、休養を取ったことも効果があったのか、キレのあるプレーでゲームスコア11-4で圧勝し、準々決勝に駒を進めた。

準々決勝では世界卓球の準々決勝・韓国戦2番手で熾烈な戦いを繰り広げた末に水谷がフルゲームで勝利を収めた李尚洙(同7位)と現地時間11:40から対戦予定だ。

水谷隼 韓国オープン4日目の結果

<男子シングルスベスト8決定戦>
水谷隼 4-2 ドミドリー・オフチャロフ(ドイツ)
11-6/2-11/11-8/11-3/5-11/11-4

文:ラリーズ編集部
写真:千葉格/アフロ