「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、1回戦で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界ランキング198位のクリスチャン・ハリソン(アメリカ)と対戦。第1セットは6-2で錦織が先取した。両者は今回が初…

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の2日目、1回戦で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界ランキング198位のクリスチャン・ハリソン(アメリカ)と対戦。第1セットは6-2で錦織が先取した。

両者は今回が初の対戦となる。錦織は事前のインタビューでハリソンについて「ストロークが上手いですね。あんまりネットに出てこないタイプ。フォアもバックもフラットなので芝で勝ち上がってきたのかな」と話している。また10回目の挑戦となる今回の「ウィンブルドン」については「良い練習もできていますし、自信もついてきているので良い結果が出るように頑張りたいと思います」とコメントしている。同じアカデミー出身で、練習でも手合わせをしたことがあるというハリソンに対し、快勝で好スタートを切れるか期待がかかる。

第1セットは錦織のサービスから始まった。序盤はハリソンにポイントリードされる場面もあったが、そこから錦織が調子を上げてキープ。そしてお互いにブレークポイントを与えずにキープの展開が続いた。

先にチャンスをつかんだのは錦織。第6ゲームで15-40と2本のブレークポイントを握った。1本はしのがれたが、続く2本目で上手くハリソンの足下にリターンを放ってブレークに繋げた。

第7ゲームでデュースの末にハリソンにブレークポイントを握られた錦織だったが、ここをしのいでゲームカウント5-2とリードを保つ。

さらに第8ゲームで錦織は0-40と3本のセットポイントを握った。そしてそのままポイントを奪い、第1セットを6-2で先取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」で練習中の錦織圭

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)