「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会13日目、女子ダブルス準決勝で、穂積絵莉(日本/橋本総業ホールディングス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)が、第8シードのチャン・ハオチン(台湾)/ヤ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会13日目、女子ダブルス準決勝で、穂積絵莉(日本/橋本総業ホールディングス)/二宮真琴(日本/橋本総業ホールディングス)が、第8シードのチャン・ハオチン(台湾)/ヤン・ザオシャン(中国)と対戦。第1セットを6-2で先取した穂積/二宮が、第2セットも6-2で取り、決勝進出を決めた。日本人同士のペアが「全仏オープン」の決勝に進むのは史上初。

穂積/二宮は、この後行われる第2シードのアンドレア・フラバチコバ(チェコ)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)と第6シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)の勝利ペアと、決勝で対戦する。

調子良く第1セットを先取した穂積/二宮だが、第2セットでは第2ゲームで先に15-40のピンチを迎える。しかしここも守り切りキープする。すると第3ゲームで逆にブレークに成功し、このセットも先にリードを作る。

しかし相手もシードとしての意地を見せ、続く第4ゲームでブレークを許し、振り出しに。それでも第5ゲームでデュースとし、ダブルフォルトで穂積/二宮が再度チャンスを握ると、続くポイントを奪取。3-2と再度リードを作る。

ここまで3ゲーム連続ブレークとなっていたが、第6ゲームではポイント先行されつつもキープし4-2とした。

すると第7ゲームでも穂積/二宮がブレークし、勝利まであと1ゲームに。

そしてサービング・フォー・ザ・マッチも勝ち取り、勝利を決めた。(テニスデイリー編集部)※写真は2017年「香港オープン」のときの二宮

(Photo by Power Sport Images/Getty Images)