「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会13日目、男子シングルス準決勝で第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)がマルコ・チェッキナート(イタリア)と対戦。第1セットは、7-5でティームが先取した…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会13日目、男子シングルス準決勝で第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)がマルコ・チェッキナート(イタリア)と対戦。第1セットは、7-5でティームが先取した。

両者は今回が初の対戦。ティームは第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を破って、チェッキナートは第20シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破っての勝ち上がり。クレーで好成績を残してきたティームと、今大会で快進撃を続けるチェッキナートの初対決は要注目だ。

第1セットはチェッキナートのサービスゲームから。ティームは第1ゲームでブレークポイントを握り、粘るチェッキナートを振り切ってブレークに成功、序盤から勢いをつけた。

その後はお互いにキープを続け、ティームが第5ゲームで再びブレークポイントを握った。しかし、ここは徐々に調子を上げてきたチェッキナートにしのがれてしまう。ティームは第7ゲームでもポイントでリードしていたが、チェッキナートに追い上げられてブレークには至らなかった。

すると第8ゲームでティームは0-40と逆にブレークバックのピンチを迎える。デュースまでしのいだものの、ティームのミスが重なってブレークバックを喫してしまい、ゲームカウント4-4のイーブンとされると、続く第9ゲームもラブゲームでキープされてチャンスを作ることができなかった。

お互いにキープして迎えた第11ゲームでティームはコートを広く使ってチェッキナートを揺さぶり、見事にブレークを果たす。そしてサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームを危なげなくキープし、第1セットは7-5でティームが先取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は現在対戦中のティーム

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)