「全仏オープン」（フランス・パリ／5月27日～6月10日／クレーコート）の大会10日目、男子シングルス準々決勝で第7シードのドミニク・ティーム（オーストリア）が第2シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）と対戦。第3セットもティームが6-…

「全仏オープン」（フランス・パリ／5月27日～6月10日／クレーコート）の大会10日目、男子シングルス準々決勝で第7シードのドミニク・ティーム（オーストリア）が第2シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）と対戦。第3セットもティームが6-1で取り、6-4、6-2、6-1のストレートでティームが勝利、3年連続のベスト4入りを果たした。試合時間は1時間50分。

勝利したティームは、現在行われているノバク・ジョコビッチ（セルビア）とマルコ・チェッキナート（イタリア）の勝者と準決勝で対戦する。

第2セットの後、休憩を取ったズベレフが控え室に戻っていたので、少し間が空いての第3セットとなった。

第1ゲームでティームがいきなりブレークを果たしてズベレフを圧倒すると、第3ゲームもブレークし、冒頭から3ゲームを連取した。

太ももの痛みのせいか動きの悪い場面が時折見られるズベレフに対してティームは攻め続ける。

第4ゲームをキープしたティームは、第5ゲームでもブレークまで至らなかったがブレークポイントを握るなど攻め立てていく。

ところが、第6ゲームでティームは自身のミスによってズベレフに30-40とブレークポイントを与えてしまう。しかしここをしのいでゲームカウント5-1とした。

第7ゲームでティームはデュースまで追い上げるも、粘るズベレフに阻まれてなかなか決めきることができない。しかし、3本目のマッチポイントでティームがオープンコートを作って決め、6-1で第3セットを取り、ストレートでベスト4進出を決めた。（テニスデイリー編集部）

※写真は準決勝進出を果たしたティーム

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)