錦織圭(日本/日清食品)が6月3日、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の4回戦で、第7シードで世界ランキング8位のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。試合開始は日本時間20時予定。錦織は今大会…

錦織圭(日本/日清食品)が6月3日、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の4回戦で、第7シードで世界ランキング8位のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。試合開始は日本時間20時予定。

錦織は今大会、3戦連続で地元フランス選手と対戦することになるも、観衆の大声援によるプレッシャーをはねのけ4回戦へ進出。3回戦のジル・シモン(フランス)戦では、華麗なポール回しのスーパープレーもとび出すなど、のびのびとした戦いぶりをみせた。

4回戦の相手となるティームは、クレーキングのラファエル・ナダル(スペイン)を打ち破る本命といわれ、クレーコートでナダルに3勝しているほか、クレーコートでのタイトルを8個獲得。「全仏オープン」でも2年連続ベスト4に進出している優勝候補の一人だ。

ここまでは1回戦で119位のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)を6-2、6-4、6-1のストレート、2回戦で39位のステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-2、2-6、6-4、6-4、3回戦で96位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-3、6(5)-7、6-3、6-2で破っての勝ち上がり。

ティームは3回戦後の会見で「錦織はトップの状態に戻りつつあると思う。タフな試合だろうけど楽しみだよ」と錦織を警戒している。

実際、二人のこれまでの直接対決は、錦織の2勝0敗。クレーコートでの対決も1勝0敗と負けなしとなっている。しかし最後に対決したのは2016年の5月と、ティームがより上位で頭角を現し始めた頃。現在の錦織が次世代クレーキングを相手に、どんな戦いを見せるか注目される。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報、ハイライト動画の配信を無料で行う予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は3回戦のときの錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)