「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会7日目、男子シングルス3回戦で第8シードのダビド・ゴファン(ベルギー)が第32シードのガエル・モンフィス(フランス)と対戦。6(6)-7、6-3、4-6、7-5、…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会7日目、男子シングルス3回戦で第8シードのダビド・ゴファン(ベルギー)が第32シードのガエル・モンフィス(フランス)と対戦。6(6)-7、6-3、4-6、7-5、6-3でゴファンが勝利し、4回戦進出を決めた。試合時間は3時間58分。

両者は過去に3回対戦しており、ゴファンから見て2勝1敗。クレーコートでの初対戦はゴファンが勝利し、通算3勝1敗とした。

勝利したゴファンは、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を破ったマルコ・チェッキナート(イタリア)と4回戦で対戦する。

この試合は6日目に行われていたが、第3セットの途中、第5ゲームが終わった時点で降雨によるサスペンデッド(順延)となっており、2日にわたって試合が行われた。

第1セットをタイブレークの末にモンフィスに奪われたゴファンは、第2セットで序盤4ゲームを連取して奪い返した。

第3セットはゴファンが序盤リードしていたが、試合再開後の第6、第7、第8ゲームとお互いにブレーク合戦となり、最後はモンフィスが第10ゲームでブレークして第3セットを奪った。

第4セット、先にブレークしたのはモンフィスだが、ゴファンがすぐにブレークバックして追いついた。そして第10ゲームでモンフィスが15-40とマッチポイントを握るが、ゴファンがしのいでデュースに持ち込む。デュースでもモンフィスにマッチポイントを握られたがしのぎ切ってゴファンがキープし、第11ゲームでブレークしたゴファンが第4セットを7-5で奪ってセットカウント2-2とした。

第5セットは、序盤から荒れた展開となった。序盤3ゲームをお互いにブレークし、ゲームカウント2-1としたところで、続く3ゲームはお互いにキープ。これでゴファンがゲームカウント4-2と1ブレークアップでリードした。

そして第7ゲームでゴファンがブレークしてさらにリードを広げるも、モンフィスも意地で第8ゲームにブレークバックする。しかし、第9ゲームでゴファンがリターンエースを決めて15-40とマッチポイントを握ると、最後はモンフィスのショットが大きくエンドラインを越えてゴファンの勝利が決まった。(テニスデイリー編集部)

※写真は4回戦進出を果たしたゴファン

(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)