2012年ロンドン五輪のチャンピオンであるアンディ・マレー(イギリス)は、今年8月に行われるリオデジャネイロ五輪で4人のテニス競技イギリス代表を率いることになる。 世界2位のマレーは6月10日、イギリス五輪協会によって正式に代表に選ばれ…

 2012年ロンドン五輪のチャンピオンであるアンディ・マレー(イギリス)は、今年8月に行われるリオデジャネイロ五輪で4人のテニス競技イギリス代表を率いることになる。

 世界2位のマレーは6月10日、イギリス五輪協会によって正式に代表に選ばれた。彼とともに、アンディの兄でダブルスのトップ選手であるジェイミー・マレー、女子選手のジョハナ・コンタ、ヘザー・ワトソンもイギリス代表として出場することになった。

 マレーはウィンブルドンで行われたロンドン五輪テニス競技の決勝でロジャー・フェデラー(スイス)をストレートセットで破り、金メダルを獲得。そして、ミックスダブルスでもローラ・ロブソン(イギリス)とのペアで銀メダルを獲得した。それ以降、彼は2012年全米オープンと2013年ウィンブルドンで優勝し、昨年はデビスカップでイギリスを優勝へと導いた。

 今年の全豪オープンの女子シングルスで準決勝に進出した世界18位のコンタは、初の五輪出場となる。

 イギリスはここまでのところ、リオ五輪代表として122人のアスリートを選んでいる。最終的な代表チームの総人数は、23競技で350人ほどになると予想されている。(C)AP